「職安」と「ハローワーク」の違いとは?分かりやすく解釈

「職安」と「ハローワーク」の違いとは?分かりやすく解釈ビジネス・就職・転職

この記事では、「職安」「ハローワーク」の違いを分かりやすく説明します。

「職安」とは?

職安とは、公共職業安定所の略称です。

職安は厚生労働省が設置している行政機関で、ハローワークとも呼ばれています。

国民に安定した雇用機会を確保することを目的に設置されている機関です。

職安は全国各地に拠点があり、職業紹介や雇用保険に関する事業を行っています。

求職者に対して希望する条件に合う求人を紹介してくれたり、職探しの相談にのってくれたりします。

職安は全国各地にあり、その中には専門的な職業相談を実施しているところもあります。

それから就職に役立つスキルを身に付けるための職業訓練の申し込みなども行えます。

また、失業保険など雇用保険に関係する手続きを行っているのも職安です。

職安は誰でも無料で利用することができます。


「ハローワーク」とは?

ハローワークとは公共職業安定所の愛称で、職安と全く同じ機関のことをいいます。

以前は職安と呼ばれていましたが、最近ではハローワークと呼ぶことが多いです。

ハローワークと呼ばれるようになったのは1990年からで、地域住民に親しまれる機関になることを目指して愛称が公募されました。

公募には4000件以上の応募があり、その中から選ばれたのがハローワークという名称でした。

ハローワークは各都道府県にあり、地域密着型の求人が多いのが特徴です。

人材を募集する企業も無料で求人を出すことができます。


「職安」と「ハローワーク」の違い

職安もハローワークも公共職業安定所のことを指しており、全く同じものです。

職安は公共職業安定所の略称で、ハローワークは親しみやすさを感じさせるための愛称になります。

昔は職安と呼ばれることが多かったのですが、現在はハローワークと呼ばれることが多いです。

まとめ

公共職業安定所の略称が職安で、愛称がハローワークです。

職安とハローワークは全く同じものなので、違いはありません。