「チーター」と「ヒョウ」の違いとは?分かりやすく解釈

「チーター」と「ヒョウ」の違い動物・植物・昆虫

この記事では、「チーター」「ヒョウ」の違いについて紹介します。

チーターとは?

チーターとはネコ科の動物の一種で、非常に足が速く、世界最速の生き物と呼ばれています。

たった3秒で時速96㎞まで加速することができ、トップスピードにのると時速120㎞にもなります。

ただし、あまり持久力はありません。

チーターは英語のcheetahをそのまま日本語にしたもので、chitrakaというサンスクリット語が語源です。

chitrakaは、斑点があるという意味になります。

体には黒い斑点模様があります。

チーターはアフリカ大陸に分布しており、半砂漠地帯やサバンナなどに生息しています。


ヒョウとは?

ヒョウもネコ科に属する動物の一種で、アフリカ大陸やアラビア半島、東南アジア、ロシア極東など幅広く分布しています。

サバンナや熱帯雨林、半砂漠などにいます。

群れをつくらず単独で行動する動物で、梅花紋と呼ばれる模様があります。

ヒョウの梅花紋の柄は、ヒョウ柄と呼ばれることもあり人のファッション等にも取り入れられています。

ヒョウにはクロヒョウと呼ばれる黒い個体のものもいます。

クロヒョウは、突然変異によって毛の色が黒くなったものです。


チーターとヒョウの違い

チーターとヒョウの違いは、体の模様にあります。

チーターの模様は黒い斑点で、ヒョウの模様は中央がオレンジ色の梅花紋になっています。

また、チーターは昼行性なので昼に活動し、夜は木陰などで休んでいます。

それに対してヒョウは夜行性で、夜に活動します。

昼は木の上などで休んでいることが多いです。

それからチーターは非常に足が速く、細い体つきをしています。

ヒョウはしなやかですが、がっしりとした体つきをしています。

まとめ

チーターとヒョウの違いは、体の模様にあります。

黒い斑点なのがチーターで、中央がオレンジ色でその周りが黒い梅花紋なのがヒョウになります。

チーターは昼行性ですが、ヒョウは夜行性です。