「キスゲ」と「カンゾウ」の違いとは?分かりやすく解釈

「キスゲ」と「カンゾウ」の違い動物・植物・昆虫

この記事では、「キスゲ」「カンゾウ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「キスゲ」とは?

「キスゲ」とは、ススキノキ科キスゲ亜科に分類される多年草の植物で、約100種が属していると言われています。

ススキノキ科はワスレグサ科や、ゼンテイカ科とも呼ばれています。

「キスゲ」には、「ホソバキスゲ」「ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)」「ユウスゲ」などが挙げられます。


「カンゾウ」とは?

「カンゾウ(甘草)」とは、マメ科カンゾウ属に分類される多年草の植物のことで、現在18種類が知られています。

また、「カンゾウ」は、薬用の植物で、漢方薬などの生薬や、甘味料として利用されています。

甘味が非常に強く、低カロリーなため、飲み物にも使用されています。

「カンゾウ」には、「スペインカンゾウ」「ヒメカンゾウ」「フジカンゾウ」「ノカンゾウ」、または「ハマカンゾウ」などがあります。


「キスゲ」と「カンゾウ」の違い

「キスゲ」「カンゾウ」の違いを、分かりやすく解説します。

「キスゲ」とは、ススキノキ科キスゲ亜科に分類される多年草の植物で、約100種が属しています。

「カンゾウ」は、マメ科カンゾウ属に分類される多年草の植物のことで、現在は18種類が知られています。

「キスゲ」はススキノキ科キスゲ亜科に属する植物のことを指しますが、「カンゾウ」は、マメ科カンゾウ属に分類される多年草の植物のことなので、この点が異なっています。

まとめ

「キスゲ」「カンゾウ」は分類上では違いがありますが、どちらも黄色やオレンジ色の似たような花です。

また、高さも70㎝前後で、似たような見た目をしているので、見分けがつきにくい植物です。

「キスゲ」「カンゾウ」は花の向きで見分けることができます。

「キスゲ」は横向きに花が咲きますが、「カンゾウ」は上向きに開花します。

また、「キスゲ」は、5~6月頃に花が咲きますが、「カンゾウ」は、開花が7~8月頃なので、これらによって区別することができます。