この記事では、「催事」と「イベント」の違いを分かりやすく説明していきます。
「催事」とは?
「催事」は「さいじ」と読みます。
意味は「その時だけ特別に行われる行事やパフォーマンスのこと」です。
あくまでその時だ特別に行われるもので、毎月、毎年恒例に行われているものや、定期的に行われているものは含まれません。
「催事」の言葉の使い方
「催事」は名詞として「催事を行う・行った」「催事場」などと使われます。
「催」は「もよお(す)」とも読み「会合や行事などを行う」という意味、「事」は「ことがら」という意味、「催事」で「特別な機会に会合や行事などを行うこと」になります。
「イベント」とは?
「イベント」とは「機会を問わず行われる行事やパフォーマンスのこと」です。
あらゆる場合に開催される行事の総称で、上記で紹介した「催事」も含まれます。
「イベント」の言葉の使い方
「イベント」は名詞として「イベントを行う・行った」「イベント運営スタッフ」などと使われます。
英語の「 event」が日本語化した言葉で「主な出来事」「行事」という意味です。
英語では単なる「出来事」も「event」と言います。
恒例・定期などを問わず行われる会合や行事全てに使われる言葉です。
「催事」と「イベント」の違い
「催事」は「特別な機会に会合や行事などを行うこと」です。
「イベント」は「恒例・定期などを問わず行われる会合や行事の総称、『催事』も含まれる」です。
「催事」の例文
「催事」の例文は以下の通りです。
・『催事に政治家を招いてスピーチしてもらう』
・『催事場までは車で行く必要がある』
「イベント」の例文
「イベント」の例文は以下の通りです。
・『イベントの運営に関わるスタッフを募集する』
・『今年は音楽イベントが盛りだくさんだ』
まとめ
今回は「催事」と「イベント」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。