「たくあん」と「ぬか漬け」の違いとは?分かりやすく解釈

「たくあん」と「ぬか漬け」の違い食べ物・飲み物

この記事では、「たくあん」「ぬか漬け」の違いを分かりやすく説明していきます。

「たくあん」とは?

「たくあん(沢庵)」とは、大根を生干し、糠(ぬか)に塩を混ぜたものに漬け込んだ漬物のことを言います。

「たくあん」と似た意味を持つ言葉としては、「たくわん」「こうこ・こうこう」、あるいは「たくあん漬け」などが挙げられます。

「沢庵」と言う名前は、江戸時代に臨済宗の僧侶であった沢庵宗彭(たくあんそうほう)が由来であると言う説もあります。


「ぬか漬け」とは?

「ぬか漬け(糠漬け)」とは、糠味噌(ぬかみそ)に野菜などを漬けた漬物のことを意味します。

糠味噌は糠に塩と水を入れて作りますが、さらに昆布や唐辛子などを入れることもあります。

「ぬか漬け」と似ている言葉では、「ぬかみそ漬け」「こぬか漬け」などがあります。


「たくあん」と「ぬか漬け」の違い

「たくあん」「ぬか漬け」の違いを、分かりやすく解説します。

「たくあん」とは、大根を生干し、糠に塩を混ぜたものに漬け込んだ漬物のことを表します。

「ぬか漬け」は糠味噌に野菜などを漬けた漬物のことを言います。

「たくあん」は大根を漬けたものを言いますが、「ぬか漬け」はさまざまな野菜の他にも、イワシなどを漬けたものを意味しています。

また、「たくあん」は糠に塩を入れたもので漬けますが、「ぬか漬け」はそれにさらに水を加えます。

その上、「たくあん」は大根を生干ししてから漬けますが、「ぬか漬け」は野菜をそのまま漬けます。

漬ける期間も「たくあん」は数カ月と長いですが、「ぬか漬け」は数時間から数日程度です。

このように、「たくあん」「ぬか漬け」にはさまざまな違いがあります。

まとめ

「たくあん」「ぬか漬け」はどちらも漬物なので、発酵食品です。

発酵食品は腸内環境を整える効果が期待できる食べ物です。

塩分の取り過ぎには気を付けたいところですが、体に良い食品なので、適度に美味しくいただきたいものです。