この記事では、「タクシー」と「ハイヤー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「タクシー」とは?
「タクシー」は公共交通機関のひとつで、セダンやワゴンタイプなどの乗用車に10名以下の客を乗せて運送する乗り物を指します。
一般的に道路上で走行している「タクシー」に手をあげるなどの合図して呼び止めたり、電話で呼ぶなどの方法で利用します。
「タクシー」には多くのドライバーが在籍する法人のタクシー会社と、個人で経営している個人タクシーがあります。
タクシーの特徴として、走行距離に応じて利用料金が加算されていくメーター制を採用しています。
「ハイヤー」とは?
「ハイヤー」とは、客を乗せて目的地まで運送する貸し切りの乗用車を指します。
「ハイヤー」は完全予約制で、どちらかと言えば企業の役員などの重役や、要人などの輸送を担い、「タクシー」のように街中を走行しているわけではなく、予約してあらかじめ利用日と行先を伝えておく必要があります。
料金についても「タクシー」のようにメーターがついている訳ではなく、営業所を出発してから客を目的地まで運び、営業所まで戻るまで料金が発生します。
「ハイヤー」の運転手は要人を乗せたり、外国人のVIPを運んだりするので、柔軟に対応できるように、語学に堪能であったり、レベルの高い運転手が採用される傾向にあります。
「タクシー」と「ハイヤー」の違い
「タクシー」と「ハイヤー」は客を目的地まで運ぶという点では共通していますが、多くの違いがあります。
まずは料金設定に違いがあり、「タクシー」は目的地にもよりますが、近い場所であれば1000円以内で利用できます。
一方「ハイヤー」は完全予約制ということもあり、1万円~数万円程度の費用がかかります。
また車種にも違いがあり「タクシー」はセダンタイプの一般的な乗用車が多いですが、「ハイヤー」は高級車である事が多くなっています。
まとめ
「タクシー」と「ハイヤー」は、共通する部分も多いですが、異なっている点も数多くあります。
通常利用するのは「タクシー」が多いですが、会社の社長などの重役は「ハイヤー」を利用する場面が多いかもしれません。
「ハイヤー」は完全予約制なので、街中で走っていても呼び止めたりしないようにしましょう。