同じような見た目の調理器具。
この記事では、「ターナー」と「ビーター」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ターナー」とは?
「ターナー」とは、調理器具の“turner”のことであり、日本では「フライ返し」とも呼ばれています。
先の部分が平べったい「へら」のようになっており、ステーキやハンバーグ、魚などフライパンで加熱している食材をひっくり返すことに適した調理器具です。
「ターナー」にはステンレス製、ナイロン製、シリコン製のものがあり、それぞれ違った特徴を持っています。
ステンレス製のものは、錆びにくく、強度がありますが、逆にフライパンや鍋に傷を入れてしまう可能性があります。
ナイロン製のものは、他の素材のものに比べて軽いですが、耐熱でないものだと熱で溶けたり、変形する可能性があります。
シリコン製のものは、柔らかいため、フライパンや鍋が傷つくことはなく、200度から400度までの熱には耐えられるとされています。
「ビーター」とは?
「ビーター」とは、正しくは「バタービーター」=“butter beater”であり、本来はケーキ作りのときなどに、ボールの中のバターを潰すために用いられる調理器具です。
「ターナー」よりも「へら」の部分が若干細長くなっているのが特徴ですが、「ターナー」と同じく食材をひっくり返すことに適しているため、日本では「フライ返し」として扱われることも珍しくありません。
「ターナー」と「ビーター」の違い
「ターナー」と「ビーター」の違いを、分かりやすく解説します。
・「ターナー」とは、フライパンなどで加熱している食材をひっくり返すための調理器具であり、日本では「フライ返し」とも呼ばれています。
・「ビーター」とは、正しくは「バタービーター」であり、本来はケーキ作りのときなどに、ボールの中のバターを潰すために用いられる調理器具です。
ただし、「ターナー」と同じような形状や使い方が可能であるため日本では「フライ返し」として扱われることも多いです。
まとめ
「ターナー」と「ビーター」は、それぞれ用途が違う調理器具です。
しかし、形状が似ていることや同じ使い方ができることから、日本ではどちらも「フライ返し」として扱われることが多いということでした。