この記事では、「うさこちゃん」と「ミッフィー」の違いについて紹介します。
うさこちゃんとは?
ディック・ブルーナの絵本に登場するウサギのキャラクターの女の子のことをいいます。
ディック・ブルーナはオランダ出身の絵本作家で、グラフィックデザイナーとしても知られています。
「nijntje(ナインチェ)」というタイトルの絵本は、日本では「ちいさなうさこちゃん」として刊行されました。
ナインチェとは主人公であるウサギの女の子の名前で、日本ではうさこちゃんという名前で呼ばれています。
うさこちゃんシリーズの絵本は、累計発行部数が5000万部を超えるベストセラーとなっています。
特徴的なのは色使いとシンプルな線で描かれた絵で、写実的な絵本が多かった当時は非常に斬新でした。
赤・青・白・緑・黄を使った色使いは、ブルーナカラーと呼ばれています。
ミッフィーとは?
ミッフィーもディック・ブルーナの絵本に登場するウサギの女の子のキャラクターの名前です。
オランダではナインチェという名前でしたが、1960年にイギリスで絵本が刊行される際に「Miffy(ミッフィー)」という名前に変更されました。
日本でも良く知られていますが、その理由としてはテレビアニメの影響が大きいです。
テレビアニメではミッフィーという名前が採用されたので、うさこちゃんよりもミッフィーの方が使われることが多くなりました。
うさこちゃんとミッフィーの違い
うさこちゃんもミッフィーもディック・ブルーナに登場する主人公のウサギのキャラクターの女の子のことをいいます。
そのため違いはありません。
本来はナインチェという名前ですが、日本語版の絵本ではうさこちゃんという名前で呼ばれています。
英語版の絵本ではミッフィーという名前です。
まとめ
うさこちゃんとミッフィーは同じ絵本のキャラクターで、日本語版ではうさこちゃんという名前が使われており英語版ではミッフィーという名前が使われています。