「イッタラ」と「アラビア」の違いとは?分かりやすく解釈

「イッタラ」と「アラビア」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「イッタラ」「アラビア」の違いを分かりやすく説明していきます。

「イッタラ」とは?

「イッタラ」とはフィンランドのデザイン企業です。

元々はガラス工場でしたが時代の流れに連れガラス製品を販売するようになりました。

ただし現在の「イッタラ」はその元ガラス工場の企業ではなく、そのガラス工場が元だった企業とその他数企業を買収したハックマン社が「イッタラ」のネームバリューを利用しやすくするために改称した企業です。

その後も「イッタラ」は買収されては親会社が変わりつつも、ガラス製品以外にもグループ化した他企業の製品も取り扱い、様々な家庭用品やインテリアを取り扱う企業として経営が続いています。


「アラビア」とは?

「アラビア」とはフィンランドの陶器ブランドです。

キッチンウェアやテーブルウェアを中心に製造販売していた企業であり、フィンランド国内では根強い人気があります。

ハックマン社に買収されその後親会社となったハックマン社が「イッタラ」に改称したので、「イッタラ」グループの一企業になりました。

そのため現在では「アラビア」ブランドの陶磁器だけではなく、「イッタラ」からノウハウを学んでガラス製品も製造しています。


「イッタラ」と「アラビア」の違い

「イッタラ」「アラビア」の違いを、分かりやすく解説します。

元々ガラス工場だった企業を買収し改称した企業が「イッタラ」で、同じように買収されグループ企業の一つとなった陶磁器ブランドが「アラビア」です。

他のグループ企業からノウハウを吸収してガラス製品もセラミック製品も製造していますが、ブランドとしては「イッタラ」はガラス製品が中心で「アラビア」はセラミック製品が中心のブランドになります。

まとめ

ブランドとしては「イッタラ」はガラス製品主力で陶器にも手を出しているブランド、「アラビア」は陶器が主力でガラス製品にも手を出しているブランドです。

今は同じグループ企業であり同じ直営店でガラスとセラミックの製品を販売していますが、ブランドとしての傾向の違いは今も残っています。