「いずれ」と「いづれ」の違いとは?分かりやすく解釈

「いずれ」と「いづれ」の違い生活・教育

この記事では、「いずれ」「いづれ」の違いや意味を分かりやすく説明していきます。

「いずれ」とは?意味

複数あるもののうち、一つだけ選ぼうといずれかのうちどれを選ぼうかと迷いうさまを表します。

いくら欲しいからとどれもこれも選ぶのではなく、自分に見合った形状や色の服を特定して選び、楽しもうとする自分の気持ちを伝えるわけです。

よく使われる場面としては、テーマがいくつもあるとき、何にしようか少し考えたうえで、いつかやってみようと考えて記憶しておきます。

他の使い方としては、近いうちやってみようと思うことに対して「いずれ転職してみよう」と言い、はっきり日時は決まっていなくても、いつかはやるという気持ちを伝えます。


「いづれ」とは?意味

近い将来、やりたいと思うことを取り上げて、やってみようと思うとき「いづれ」と使い、自分の意思表示します。

ほぼ「いずれ」の意味と使い方に違いはなく、時折使われている言葉です。

現代ではあまり見かけることはありませんが、昔はこの「いづれ」がよく使われていました。

昭和61年に、日本では「ぢ」「づ」などの平仮名を「じ」「ず」に変えて使うようになり、現代仮名遣いでは「いずれ」を使うことになります。

不定称の指示代名詞として使われているもので、場所や時間はどこかと聞くときは2箇所以上の場所から1つだけ選ぶといったときに使われている言葉です。


「いずれ」と「いづれ」の違い

現代に使われているのは「いずれ」であり、漢字では「何れ」「孰れ」【いずれ】と書いてどれを選ぶか決めるとき使われています。

どちらもはっきり決められない状態ですが、いつの日かこうしてみようと考えて動こうとする気持ちを表します。

「いずれかの景品を選んでください」と、どれか一つを選び、決めるときに使います。

一方の「いづれ」も同じ意味ではありますが、歴史的仮名づかいとして使われていたものであり、主に古文で用いられたものですので、現在はあまり使わないという違いがあります。

まとめ

2つの言葉の意味はほとんど同じですが、現代では「いずれ」を使って文章を作成しています。

これからの日程をはっきり限定して選べないときは、どちらも使える言葉であると覚えておくといいでしょう。