この記事では、「おどける」と「ふざける」の違いを分かりやすく説明していきます。
「おどける」とは?
「おどける(戯ける)」とは、滑稽(こっけい)な話をしたり、動作をしたりすることを言います。
「おどける」と似た意味を持つ言葉としては、「冗談を言う」、「笑わせる」、あるいは「ジョークを飛ばす」などが挙げられます。
「ふざける」とは?
「ふざける(巫山戯る)」とは、子供などが遊び騒ぐことや、人をからかうなどの意味があります。
「ふざける」と似ている言葉では、「遊び戯れる」、「はしゃぐ」、または「悪乗り」などがあります。
「おどける」と「ふざける」の違い
「おどける」と「ふざける」の違いを、分かりやすく解説します。
「おどける」とは、滑稽な話をしたり、動作をしたりすることを言います。
「ふざける」は、子供などが遊び騒ぐことや、人をからかうなどを意味しています。
「おどける」と「ふざける」はどちらも笑えるような言動を行うことですが、「ふざける」の方が「おどける」よりも、その度合いが強い点が異なっています。
「おどける」の例文
・『彼女は少しおどけたような仕草(しぐさ)を見せた』
・『彼のおどけるような話し方に、クスッと笑ってしまった』
・『彼はおどけるように笑いながら去って行った』
・『私はわざとおどけるように、みんなに話しかけた』
「ふざける」の例文
・『私はいつものように友人とふざけた話で笑っていた』
・『彼はいつもふざけたような言動を見せる』
・『ふざけた格好をしていると言われた』
・『ふざけ過ぎて、つい調子に乗ってしまいました』
まとめ
「おどける」の場合は、そこに可愛らしさが含まれていたりします。
しかし、「ふざける」となると、場合によっては度が過ぎてしまい、叱られたり、注意されたりしてしまうこともあります。
また、「ふざける」には人をからかうと言う意味も含まれています。
からかわれている相手にとっては、もしかしたら不快に感じているかもしれません。
ふざけ過ぎないように気を付けたいものです。