この記事では、「ノーマルタイヤ」と「スタッドレスタイヤ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ノーマルタイヤ」とは?
「ノーマルタイヤ」とは、「夏タイヤ」とも呼ばれる、主に春から秋ごろにかけての暖かい季節に使われるタイヤを指します。
アスファルトが高温になる夏場でも耐えられる硬いゴムで作られており、摩擦抵抗が少ないため適した季節と場所で使用すれば燃費が良くなります。
「ノーマルタイヤ」の溝は8mm前後で、濡れている道路では滑りにくいですが、雪道や低温で凍結している道路では滑りやすいため、冬場の走行には適していません。
「スタッドレスタイヤ」とは?
「スタッドレスタイヤ」とは、「冬タイヤ」とも呼ばれ、雪が積もっているような道や、凍結して滑りやすくなっているような路面に適したタイヤです。
気温が低くなる冬に対応できるように、気泡を含んだゴムで作られており、水分を吸収する素材のため、雪が積もっている路面や、凍結している道路に対応できるタイヤになっています。
「スタッドレスタイヤ」の溝は10mmと深く「サイプ」と呼ばれる、細かい溝が入っています。
夏場に使用してしまうと、高温の路面でタイヤが傷んでしまうので、適した季節に使に用しましょう。
「ノーマルタイヤ」と「スタッドレスタイヤ」の違い
「ノーマルタイヤ」と「スタッドレスタイヤ」には大きな違いがいくつかあります。
まずは溝の深さで、「ノーマルタイヤ」は8mm前後、「スタッドレスタイヤ」10mm前後となっています。
材質も異なっており、「ノーマルタイヤ」は暑さに耐えられるような硬いゴムが、「スタッドレスタイヤ」は寒さに耐えられるような柔らかいゴムが使用されています。
まとめ
「ノーマルタイヤ」と「スタッドレスタイヤ」は、間違った時期や場所で使用してしまうと、タイヤを痛めてしまう上に、燃費にも影響が出てしまいます。
それぞれ適した場所、適した季節に使用するようにしましょう。