「グレー」と「シルバー」の違いとは?分かりやすく解釈

「グレー」と「シルバー」の違い専門用語・業界用語

「グレー」「シルバー」はよく似た色ですが、具体的にどのような違いで区別されているのでしょうか。

今回は、「グレー」「シルバー」の違いを解説します。

「グレー」とは?

「グレー」とは、「白と黒の中間色」です。


「グレー」の使い方

日本語では「灰色」と呼ばれる色のことで、炎で焼かれたものが燃え尽きた後に残る灰にとてもよく似た色を指します。

絵の具で作るときは白と黒を同量混ぜると出来上がり、混合比率を変えることで明るみ膨らみなど様々なパターンの「グレー」を作れます。

白色と黒色と同じく光のみで色彩がない「無彩色」と呼ばれる色でありあなたを構成する色の一つです。

落ち着いた印象がありますが暗く沈んだイメージにもなりやすいため使い方によって印象がガラリと変わります。


「シルバー」とは?

「シルバー」とは、「貴金属の銀の色」です。

「シルバー」の使い方

本来は金やプラチナと並び代表的な貴金属の一つである銀の色のことで、一般的には銀の色に近づけ再現したメタリックなカラーの呼び名です。

光沢感やきらめきを含むきらびやかさのあるようですがけばけばしいありさがなく落ち着いた気品を感じさせます。

洗練された上品さを感じさせますが冷たく無機質なイメージも兼ね備えます。

堅く引き締まったシャープな質感と相性がよく、無駄のないスタイリッシュなデザインなどと組み合わせて用いられます。

「グレー」と「シルバー」の違い

「グレー」「シルバー」はどちらも白と黒をベースに作られる落ち着いた色合いですが「グレー」には輝きがなく「シルバー」は輝きや光沢がある、という違いで区別されます。

「グレー」の例文

・『ホワイトとブラックを混ぜてグレーカラーを作る』
・『目立たないようグレーの服を着る』

「シルバー」の例文

・『シルバーはメタリックなきらめきが最大の特徴である』
・『派手ではないが目立つ色を希望するならシルバーがおすすめだ』

まとめ

「グレー」「シルバー」はよく似た色ですが輝きやきらめきが決定的に違います。

製品によってはほとんど同じに見えるものもあるのでよくわからない場合は二つ並べて違いを見比べてみましょう。