「グラパラリーフ」と「朧月」の違いとは?分かりやすく解釈

「グラパラリーフ」と「朧月」の違い動物・植物・昆虫

この記事では、「グラパラリーフ」「朧月」の違いについて紹介します。

グラパラリーフとは?

グラパラリーフは、ベンケイソウ科・グラプトペタルム属に属する多肉植物のことをいいます。

学名はグラプトペタルム・パラグラエンセといい、食用として品種改良されたものがグラパラリーフです。

農林水産省には2005年に、「はりんご」という品種で登録されました。

薄皮の下に果肉があり、生で食べることができます。

皮のまま食べられ、酸味があります。

この酸味は、グラパラリーフに含まれているリンゴ酸によるものです。

グラパラリーフにはその他にも、ミネラルやビタミン、アミノ酸等の栄養素が豊富に含まれています。

健康食材としても注目されており、和え物にしたりサラダ等に入れたりして食べることもあります。


朧月とは?

朧月はグラプトペタルム・パラグラエンセという植物のことで、食用ではない観賞用のものをいいます。

花のような形をしている多肉植物で、葉の部分は白っぽい粉で覆われていてグレーがかった緑色をしています。

葉の形がはっきり分からないことから朧月という名前が付いたといわれます。

朧月はメキシコが原産で、繁殖力が非常に強い植物です。

日なたでも日かげでも成長します。

多肉植物なので葉の部分に水分を溜め込める特性があります。

そのため乾燥に強く、湿気には弱いです。

水をやりすぎると根腐れしてしまうことがあるので与えすぎないようにする必要があります。


グラパラリーフと朧月の違い

グラパラリーフも朧月も同じグラプトペタルム・パラグラエンセという植物のことをいいます。

観賞用が朧月で、食用として品種改良されたのがグラパラリーフです。

そのためグラパラリーフは食べることができますが、朧月は食べることはできません。

まとめ

グラパラリーフと朧月は同じ植物ですが、観賞用と食用という違いがあります。

観賞用が朧月で、食用とされるのがグラパラリーフになります。