飛べない鳥には色々な種類がありますが、特に大型のものとしては「ダチョウ」や「エミュー」が有名です。
この記事では、「ダチョウ」と「エミュー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ダチョウ」とは?
「ダチョウ」は鳥綱ダチョウ目ダチョウ科の鳥類であり、大型の身体を持ちながら空を飛ぶこと不可能なことで有名です。
体長は大きなものだと2mオーバーにもなり、鳥類としては最も大きな体躯を持っています。
ふわふわとした翼を持っていますがこれは飛ぶ形状になっておらず、空を飛べない代わりに大きな両足で走行するのが特徴です。
足の形は退化をした結果指が2本になり、強力な筋力によって時速50㎞以上で走行することが可能です。
「ダチョウ」の翼は飛行する形状になっていませんが、求愛する時には広げることが可能であり、可愛らしい姿を見られます。
「ダチョウ」の卵は非常に大きなものとし有名であり、これを使った料理も存在します。
「エミュー」とは?
「エミュー」とは鳥綱ヒクイドリ目ヒクイドリ科の鳥類であり、こちらも大型身体を持ちながら空を飛ぶことが不可能なことで有名です。
体長は1. 5mから2mと大型であり、ダチョウよりもやや小さめの身体となっています。
こちらもふわふわとした翼を持っていますが飛ぶ形状になっておらず、退化の結果目視はほぼできません。
エミューの足の指は3本でありこれは「ダチョウ」と大きな違いとなっています。
「エミュー」も大きな卵を産みますが、これは独特な緑色をしています。
「エミュー」も強力な筋力によって時速50㎞ほどで走行することが可能です。
「エミュー」は陸地だけではなく水の中を泳ぐことが可能であり、様々な場面で見られます。
「エミュー」はカンガルーと一緒にオーストラリアの国鳥として選ばれており、動物園でも人気があります。
「ダチョウ」と「エミュー」の違い
「ダチョウ」と「エミュー」はどちらも飛べない大型の鳥として有名です。
体躯も大きく強い筋力で走行することが可能ですが、体格は「ダチョウ」の方が大きめです。
足の指の本数は「ダチョウ」が2本であり「エミュー」が3本と異なります。
「エミュー」は泳ぐことが可能であり、この2種類は外見こそ似ているものの生息地域や行動が異なるのが特徴です。
「ダチョウ」の例文
・『猛スピードで走るダチョウが現れた』
・『ダチョウの卵はとても大きく、生命の神秘を感じてしまった』
「エミュー」の例文
・『動物園に行ってダチョウとエミューの違いが分かりました』
・『動画配信サービスで見た動物園のエミューがとても可愛くて好きになりました』
まとめ
飛べない鳥には色々な種類がありますが、大地を蹴って走るものとしては「ダチョウ」や「エミュー」が有名です。
この2種は足指の数が異なるのが特徴であり、生息地域も異なります。
最近はインターネットの配信で様々な動物を見ることが可能になり、この2種類は動物園でも人気があります。
