この記事では、「エホバク」と「ズッキーニ」の違いについて紹介します。
エホバクとは?
エホバクとは、ウリ科カボチャ属に属する野菜の一つになります。
日本では、韓国かぼちゃと呼ばれることが多いです。
また、見た目がズッキーニに似ているため韓国ズッキーニと呼ばれることもあります。
つる性の植物で、つるの先に実がなります。
色は緑色で、韓国料理には欠かせない食材です。
生でも食べられますし、加熱調理して食べることもあります。
エホバクを使った料理には、チヂミやナムル、ジョン等があります。
ナムルは朝鮮半島の家庭料理で、野菜を塩茹でしたものを調味料とごま油で和えたものをいいます。
エホバクを塩茹でしたものを使うこともありますし、スライスした生のものを使うこともあります。
ズッキーニとは?
ズッキーニは、ウリ科カボチャ属に属する野菜の一つです。
ヨーロッパで食べられることが多く、ラタトゥイユやオムレツなどに用いられます。
ラタトゥイユは、ズッキーニやナス、玉ネギ、パプリカといった夏野菜を煮込んだフランスの家庭料理です。
また、ズッキーニはメイン料理の付け合わせとして用いられることも多いです。
シンプルにオリーブオイルで焼き、ハーブやビネガーで味付けして食べたりもします。
生でも食べられる野菜なので、サラダにも使われています。
エホバクとズッキーニの違い
エホバクとズッキーニは見た目が似ていてウリ科カボチャ属に属する野菜ですが、系統が異なります。
エホバクは日本カボチャの仲間で、ズッキーニはペポカボチャの仲間です。
どちらも果肉は柔らかいですが、エホバクの方がより柔らかいです。
また、エホバクは緑色をしていますが、ズッキーニには緑色のもの以外にも黄色や白のものがあります。
まとめ
エホバクは日本かぼちゃの仲間ですが、ズッキーニはぺぽかぼちゃの仲間です。
果肉はどちらも柔らかいですが、エホバクの方がより柔らかいという違いがあります。