「ウエットスーツ」と「ドライスーツ」の違いとは?分かりやすく解釈

「ウエットスーツ」と「ドライスーツ」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「ウエットスーツ」「ドライスーツ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ウエットスーツ」とは?

「ウエットスーツ」とはウォータースポーツなど水中や水上で活動する際に着用する、内部に水が入る構造の保護スーツです。

生地は気泡を含んだ特殊なゴム製になっているので体にフィットし、気泡によって浮力が生まれて浮上しやすく溺れにくくなっています。

水中での保温効果は潜水すると体とスーツの間に少量の水が入り込み、その水が体温で温められるので体の温度が奪われにくくなるという仕組みです。


「ドライスーツ」とは?

「ドライスーツ」とは内部に水が入り込まないように作られている水中や水上で活動するための保護スーツです。

宇宙服のようになっており完全防水で着用している人が濡れないので名前にドライと付いています。

そのため水が冷たすぎる環境や水が汚染されていて触れただけでも問題が起きかねない環境でも「ドライスーツ」なら活動可能です。

また宇宙服のように全身一体で服と体の間に隙間の多い構造になっていて、レギュレータで内部の空気量を調節することで浮力を調整する仕組みになっています。


「ウエットスーツ」と「ドライスーツ」の違い

「ウエットスーツ」「ドライスーツ」の違いを、分かりやすく解説します。

内部に水が入るタイプの保護スーツが「ウエットスーツ」で、完全防水で内部に水が入らないタイプの保護スーツが「ドライスーツ」です。

「ウエットスーツ」はオーダーメイドしてでも体にフィットするように作られていますが、「ドライスーツ」はぶかぶかになるよう作られています。

また「ウエットスーツ」はウォータースポーツにも使われますが、「ドライスーツ」は特殊な仕事着として使われることが多いです。

まとめ

文字通り着ている人が濡れる保護スーツが「ウエットスーツ」で濡れずに乾いたままの状態になる保護スーツが「ドライスーツ」と言えます。

どちらも水に対する保護スーツですが各特徴は比較するとまるで逆です。