この記事では、スキージャンプの「ノーマルヒル」と「ラージヒル」の違いについて紹介します。
ノーマルヒルとは?
ノーマルヒルとはスキージャンプの種目の1つで、ヒルサイズが85mから109mの台を使用するものです。
ヒルサイズはジャンプ台の規模を示す指標で、踏切台の先端から安全に飛べる目安となるL点までの距離をいいます。
スキージャンプは、ジャンプ台の急斜面を滑り降りて空中に飛び出しスキー板と体を使って滑空する競技です。
遠くまで飛ぶことと姿勢を美しく保つことを競う競技になります。
ジャンプ台の大きさによって、いくつかの種目に分かれています。
ノーマルヒルは従来は70m級と呼ばれており、オリンピックの種目の1つに採用されています。
ラージヒルとは?
ラージヒルもスキージャンプの種目の1つで、ヒルサイズが110m以上のものを使用します。
ラージヒルもオリンピックの種目に採用されています。
スキージャンプは2回飛んで、その合計得点によって順位が決まります。
飛距離や飛型、スタートゲートポイント、風の影響などが採点の対象となります。
ノーマルヒルとラージヒルの違い
ノーマルヒルもラージヒルもスキージャンプの種目の1つですが、ジャンプ台の大きさに違いがあります。
スキージャンプの種目は5種類あり、スモールヒル・ミディアムヒル・ノーマルヒル・ラージヒル・フライングヒルになります。
その中でオリンピックに採用されているのは、ノーマルヒルとラージヒルだけです。
ノーマルヒルよりもラージヒルの方がジャンプ台が大きく、飛距離も長くなります。
それからオリンピックでは、男子はラージヒルとノーマルヒルの2種目がありますが、女子はノーマルヒルだけです。
ただし、スポーツ界では男女平等を掲げているので、ラージヒルの導入も検討されています。
まとめ
ノーマルヒルとラージヒルの違いは、ジャンプ台の大きさにあります。
ジャンプ台が大きいのがラージヒルで、ノーマルヒルよりも飛距離は長くなります。