この記事では、「ヘルシオ」と「ホットクック」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ヘルシオ」とは?
シャープが2004年に大阪府立大学と手を組んで開発した電化製品を「ヘルシオ」といいます。
キッチンに置き、様々な料理を手軽に作れる電子レンジと似た形のウォーターオーブンです。
大量の水蒸気が出るパワースチームジェネレーターを採用している家電製品で、独自のウォーターヒート技術を持ちます。
100度の温度にまで熱くした水蒸気の力で食材全体に万遍なく熱を通し、旨みを引き出しながら表面はかりっと香ばしく焼きあげ、噛みやすいほど柔らかい食感の肉の調理が可能です。
また、冷凍食品でも中央までしっかり加熱し、適度な潤いも与えられるので、シュウマイや肉まん、根野菜まで旨みを引き出して蒸す料理に仕上げます。
「ホットクック」とは?
火の加減もこなす「ホットクック」は炊飯器のような形状している電化製品で、最大4人までの料理が作れます。
材料と調味料を入れて蓋してボタンを押せば絶妙な火加減により煮物や煮つけ、シチューといった加熱する料理が簡単に仕上がる商品です。
独自の温度調整と蒸気のセンサーで料理を自動的に作り上げます。
また、加熱している途中に高速でかき混ぜるといった手間を取り入れるため、一部だけ焦げ付くという失敗もありません。
また、食材が持つ水分を使っての自動調理ができるため焦げたり、ぱさつくこともありません。
「ヘルシオ」と「ホットクック」の違い
「ヘルシオ」と「ホットクック」の違いを、分かりやすく解説します。
ドライブハイパワーエンジンを持つ「ヘルシオ」のAX-XA30なら、高気密構造と加熱水蒸気により食材の旨みを引き出し、肉であれば中心にまでしっかり加熱して香ばしく焼き上げます。
左右反転循環でムラもなく、全体的に満遍なく加熱できるのも魅力です。
可変スイングダンパーが早く上段を集中して過熱し、スチームの流れを仕切ります。
もう一方の「ホットクック」のKN-HW16Gは、トリップ加工の蓋で蒸気が逃げないので蒸かす料理がうまくできますし、絶妙にかき混ぜたり、食材の水分を活かす調理が可能です。
まとめ
同じシャープの製品を指す調理家電製品ですが、形状や機能、性能に違いがありますので、公式HPや店頭で見比べてみるといいでしょう。