「苔むす」と「草生える」の違いとは?分かりやすく解釈

「苔むす」と「草生える」の違い新語・ネット語

この記事では、「苔むす」「草生える」の違いを分かりやすく説明していきます。

「苔むす」とは?

苔が生える、苔に覆われるという意味で、苔であるため高さはあまり変わらず、シルエットに変化はあるものの、草が生えているほどの違いはないと言えます。

コンクリートの塀や石などであればほぼ全面的に苔が生えるということもあります。

ネットスラングにおいて笑うという言葉をwと略し、それを草に見立てて草生えると言う言い方があり、そこから苔むすという言葉も笑ったという意味で使われることはありますが、wなど程の普及はしていません。


「草生える」とは?

植物として草が生えることを指す場合、草全般あらゆる状況を指すことになる言葉で基本的には土から生えることになり、畑などに生えることもあれば、コンクリートのひび割れに溜まった土、隙間の土などから生えることもあります。

園芸のジャンルでは植物の名前を明確にして生育させるため、草生えるとはあまり言いません。

ネットスラングにおいて草生えるという言葉は笑う、笑ったという意味で、笑うをwとするところから進んで草生えるとなっています。

これは笑うというニュアンスで「草生える」と使うケースが多くなり、大草原というさらに笑う表現もあります。


「苔むす」と「草生える」の違い

「苔むす」「草生える」の違いを、分かりやすく解説します。

自然現象としてみた苔むすと草生えるは、苔は古くなったもの、時間が経過したものとして見られ、石などに苔が生えている様子を指すのに対し、草生えるという状況は手入れが行き届いていない花壇や、まだ種が植えられていない段階の畑などの状況、道路のひび割れなどを指し、苔ほどいいイメージで扱われません。

ネットスラングにおいては笑うという意味で苔むすと草生えるという言葉があるものの、草生えるの派生が苔むすとなっており、普及度は草生えるの方が圧倒的に上です。

まとめ

「苔むす」「草生える」は自然現象とネットスラングで使われており、自然現象で風情があるのが苔むす、ネットスラングにおいて多用されているのが草生えるという違いがあります。