この記事では、「ツーリングマップル」と「ツーリングマップルR」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ツーリングマップル」とは?
「ツーリングマップル」とはバイクツーリングに最適化された道路地図です。
通常の道路地図と違い有料道路を二輪車で通行する際の料金や二輪車通行禁止の道路にはその旨が追記されていたり、観光名所や絶景スポットであったり飲食店や宿泊施設の情報も記載されています。
さらにはわかりやすいように道路の名前が記載されているだけでなく、国道や都道府県道やバイクツーリングにおすすめの道などはカラーリングが違い一目で理解しやすくなっているのも特徴です。
各スポットや施設には実際に利用した編集者のコメントが記載されていて、それぞれ編集者の主観が入った感想ではありますが各スポットの魅力やルート上の難点がわかりやすく、このコメントこそが「ツーリングマップル」の最大の魅力と言えるでしょう。
「ツーリングマップルR」とは?
「ツーリングマップルR」とは「ツーリングマップル」の上位版として出版されている道路地図です。
基本的に記載されている情報は「ツーリングマップル」と同じですが書籍としてのサイズが大きくなっています。
縮尺もRの方が拡大されているので細かい部分までわかりやすく、自分で情報を書き込みやすいのもポイントです。
文字も大きいのでパッと見て情報を得やすいですし、リング綴じになっているので見ていたページを開きっぱなしにすることもできて再確認が容易などの特徴もあります。
値段は高くかさばりますがツーリング中の確認しやすさを高めた「ツーリングマップル」が「ツーリングマップルR」と言えるでしょう。
「ツーリングマップル」と「ツーリングマップルR」の違い
「ツーリングマップル」と「ツーリングマップルR」の違いを、分かりやすく解説します。
バイクツーリングに最適化された道路地図が「ツーリングマップル」で、それを大型化させ見やすくした地図が「ツーリングマップルR」です。
「ツーリングマップル」のサイズはA5判ですが「ツーリングマップルR」はB5変型判になっています。
縮尺も「ツーリングマップル」は14万分の1が基本なのに対して「ツーリングマップルR」は12万分の1が基本ですし、文字の大きさも「ツーリングマップルR」の方が大きいです。
また「ツーリングマップル」は糊を使ったPUR製本で「ツーリングマップルR」はリング綴じと製本方法も大きく違います。
バイクツーリングに特化している点以外は一般的な道路地図に則った「ツーリングマップル」と、見やすさを追求して独自の形に発展させたものが「ツーリングマップルR」とも言えるでしょう。
まとめ
バイク用ロードマップの「ツーリングマップル」が先にあり、それを大きく見やすくしたものが「ツーリングマップルR」と思っておけば両者の違いは十分です。
自宅でロードマップを熟読して地図アプリにルートを覚えさせるなら「ツーリングマップル」、ツーリング中に適宜一時停車して地図を確認するなら「ツーリングマップルR」のほうが把握しやすいなど、ロードマップをどう使うか次第で選ぶと良いでしょう。