インドの伝統的な料理として人気なのがカレーですが、これを作る際には「カレールー」や「カレー粉」を使います。
この記事では、「カレールー」と「カレー粉」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カレールー」とは?
「カレールー」とはカレーを作る際に入れるブロック状の材料であり、味付けやとろみが最初から付いているのが特徴です。
原材料には小麦粉や油、香辛料、野菜ペーストが含まれており、これを入れるだけで旨味のあるカレーを作ることが可能になります。
「カレールー」は基本的にカレーライスを簡単に作る用途で製造されているので、他の料理やアレンジをしにくいのがデメリットとなっています。
「カレー粉」とは?
「カレー粉」とはカレーを作る際に入れる香辛料であり、クミン、ターメリック、コリアンダー、カイエンペッパーが有名です。
カレー独自の風味や辛さを出すことが可能な一方で、とろみや旨味を出すには食材を追加する必要があります。
「カレー粉」は粉状になっていることから様々な料理に使ったりアレンジに用いることが可能であり、カレーライス以外にもよく使われます。
「カレールー」と「カレー粉」の違い
「カレールー」は香辛料と一緒に小麦粉や油が入っているのが特徴であり、味付けもこれ1つで可能なので簡単にカレーを作ることが可能です。
「カレー粉」はカレーを作る際に必要な香辛料を合わせたものであり、旨味やとろみを出すためには別工程が必要となります。
カロリーに関しては「カレー粉」の方が低くなっており、野菜料理にも使うことが可能です。
まとめ
カレーを作る際に用いる「カレールー」や「カレー粉」には色々な種類があり、それぞれ異なる特徴を持ちます。
「カレールー」はお手軽にカレーライスを作れますが、「カレー粉」はカレーライス以外にも色々な料理にアレンジすることが可能です。
また「カレー粉」を使った場合には料理後の後片付けが楽になるというメリットも存在します。