この記事では、「エレクトーン」と「キーボード」の違いを分かりやすく説明していきます。
「エレクトーン」とは?
「エレクトーン」とは、ヤマハ株式会社が販売する電子オルガンの商品名です。
特徴としては、上下2段に分かれた鍵盤と、足で踏むペダル鍵盤が備えられています。
音色を合成したり、はじめから設定されている音色を選らんで演奏します。
3つの鍵盤を巧みに駆使して、低音部のラインを足で演奏し、下鍵盤を和音、上鍵盤で主旋律を演奏すると一人で3つのパートを演奏出来る事が特徴です。
「キーボード」とは?
「キーボード」とは、鍵盤のある電子楽器を指します。
一般的に鍵盤の数が少なくサイズも小さい物が多く、鍵盤不足により演奏できない曲もあります。
電子的な合成音が多数収録されており、その中から好きな音色を自由に選んで演奏できます。
ピアノはもちろん、オーケストラに使うバイオリンやトランペットなどの音色も備えられているものが多くなっています。
また、打楽器の音色も選択できますので、録音機能などを利用してバンド形式のような楽曲を演奏する事も可能です。
「エレクトーン」と「キーボード」の違い
「エレクトーン」と「キーボード」は、見た目に大きな違いがあります。
「エレクトーン」は上下2段に分かれた鍵盤と、足で踏んで演奏するペダルが備え付けられている事が最大の特徴で、すぐに「エレクトーン」だと判別できます。
対して「キーボード」は、基本的に1つの鍵盤だけで演奏し、足を使うことはありません。
音色を自由に変える事ができるという点は同じですが、幅広いパートを一人で演奏できるのは「エレクトーン」という事を覚えておきましょう。
まとめ
「エレクトーン」や「キーボード」などの電子楽器は、一般的にさまざまな音色を自由に選択し、曲の雰囲気に合った音を選んで演奏します。
両足も使う「エレクトーン」の方が難易度は高いですが、巧みに演奏することで、複雑なパートを一人で奏でる事が可能です。
また「エレクトーン」は商品名であるという事も覚えておきましょう。