この記事では、「箱推し」と「dd」の違いを分かりやすく説明していきます。
「箱推し」とは?
アイドルグループであればグループ全員を応援することと言う意味で、AKB48のような多人数グループはもちろん、二人組でも箱推しと言えなくはありません。
同一事務所という意味はなく、例えばジャニーズやハロープロジェクトのアイドルならみんな好きと言う場合は箱推しとはなりません。
グループであればひとり推しのメンバーがいたとしてもグループで活動する姿が好きとも言え、ソロ活動メインになってほしいということではないため、アイドルを推すということは箱推しと言える要素が含まれているものと考えられます。
「dd」とは?
誰でも大好きの略語で、好きであれば誰でも良く、複数のアイドルグループを推すことも指します。
目移りが激しい人であるという見方もある言葉で、今誰が好きか、以前誰が好きだったかと言う意味までは含まれていません。
「推し」よりも言葉が古いとされ、1990年代から存在していたとされます。
ファン活動としてファンクラブに入ったり、握手会やコンサートにアグレッシブに参加するあたりからddと言え、テレビで見て好感をもっているくらいの有名人と言うのは誰しもいるといえるため、ddとまでは言い難いでしょう。
ddでコンサート、ライブに通うとなると費用的な負担も大きくなり、最悪日程がかぶるという問題もあります。
逆の意味の言葉としては単推しというアイドルグループのメンバーひとりを推すという意味の言葉があります。
なお、ddは自称するとネガティブに受け取られることもある言葉です。
「箱推し」と「dd」の違い
「箱推し」と「dd」の違いを、分かりやすく解説します。
「箱推し」はアイドルグループそのもの、全体を応援していること、「dd」は誰でも大好きということで好きと思えば誰でも推すことになるため、範囲がかなり異なっています。
「箱推し」と「dd」は共通しているのはライブなどに足を運ぶほどのファンであるというところで、箱推しと比べてddは浮気性的な見られ方をしかねないという方向性にあり、推しという言葉にある忠誠心のようなものが揺らいでいるように思われてしまうのがddということになります。
なお事務所単位で好きという意味はどちらにもなく、事務所担という言葉があります。
アイドルグループのひとりを推すという意味の言葉は単推しと言う言葉になります。
まとめ
「箱推し」と「dd」はアイドルグループへの応援、ライブなどへの参加姿勢の違いを表す言葉です。
ddは幅広く様々なライブを見るタイプ、箱推しはひとつのアイドルグループに忠誠心を示すように応援していくスタイルとなります。
アイドルグループ応援用語ですが、スポーツに例えるとチームを応援するのが箱推し、いい選手であれば誰でも好きということがddということになります。
ただしスポーツには勝敗の概念があるため完全に同一視はできません。
