「天パ」と「くせ毛」の違いとは?分かりやすく解釈

「天パ」と「くせ毛」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「天パ」「くせ毛」の違いを分かりやすく説明していきます。

「天パ」とは?

「天パ」とは天然パーマの略で自然に髪全体が縮毛になっていることです。

生まれつきの体質で髪が縮れてしまう人が多いですが、生活習慣などの理由で後天的に縮れる体質に変化してしまう人もいるので、「天パ」の全員が生まれつきというわけではありません。

手を入れていないのにまるでパーマをかけたかのように縮れていたりうねっていることから、天然のパーマを掛けられているかのようなという意味で天然パーマ、それを省略して「天パ」になります。

髪がストレートになるよう矯正はできますが既に伸びている髪を真っ直ぐにするだけの対症療法なので矯正後に伸びた髪はまた縮れたりうねった状態です。

「天パ」は体質からそうなってしまうものなので根本的に治せない人も多いですし、治せるにしても後天的に体質変化によって発現した「天パ」を抑えるように体質を変えることになるので非常に難しいでしょう。


「くせ毛」とは?

「くせ毛」とはうねったり縮れたりなどの癖があり放っておくと形が変わってしまう髪の毛です。

生まれつきの体質ということもあれば、長期間ゴムで纏めていたせいで癖がついた髪も「くせ毛」と言います。

髪が短い時には直毛なのに髪を伸ばすと癖が出る体質の人などもいるので、生まれつき「くせ毛」の人は髪全体に癖が出るとも限りません。

そして髪全体にそういった癖がついている場合でも、一部の髪だけにそういう癖がある場合でも「くせ毛」です。

体質によるものもありますが髪型などが原因で後天的に髪に癖がつくことも多く、その場合は一度ストレートに矯正してからその癖がつかないように気をつけていれば問題なく治せます。


「天パ」と「くせ毛」の違い

「天パ」「くせ毛」の違いを、分かりやすく解説します。

髪全体に縮れなどの癖が出る体質が「天パ」で、髪に縮れなどの癖がついている状態が「くせ毛」です。

「天パ」は髪全体に「くせ毛」が出る体質のこととも言い換えられます。

「天パ」には生まれつきのものと後天的なものもありますがどちらも体質的なものです。

それに対して「くせ毛」は生まれつきのことも後から癖がつくことも含む点は同じですが、髪のその部分にだけ癖がついただけということもあり体質的なものとは限りません。

また「天パ」は癖のある状態になってしまうのが髪全体に及ぶ体質であり、同じ髪に癖が出る体質であっても一部だけであったり髪を長く伸ばしたときだけに出る場合は「天パ」ではなく「くせ毛」扱いになります。

まとめ

髪に形状的な癖がついている状態全般が「くせ毛」であり、その中でも体質的な原因かつ髪全体に癖が出ているものが「天パ」になります。

「天パ」は体質の問題だけあって根本的な矯正は非常に困難ですが、体質ではないものが原因の「くせ毛」は一度治してから注意さえすれば再発を防ぎやすいでしょう。