この記事では、「ベランダ」と「バルコニー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ベランダ」とは?
「ベランダ」とは、建物の外側に張り出した部分で、縁や柵で囲まれている場所のことを意味しています。
通常は庇(ひさし)や軒下など、屋根があるものを言います。
「ベランダ」と似た意味を持つ言葉としては、「縁側」、「下屋」、あるいは「歩廊」などが挙げられます。
「バルコニー」とは?
「バルコニー」とは、洋風建築で、階上の部屋の外に広く張り出した、手すりの付いた屋根のない台のことを言います。
他にも、劇場の途中まで張り出した席のことを指しています。
「バルコニー」と似ている言葉では、「露台(ろだい)」、「バルコン」、あるいは「桟敷(さじき)」などがあります。
「ベランダ」と「バルコニー」の違い
「ベランダ」と「バルコニー」の違いを、分かりやすく解説します。
「ベランダ」とは、建物の外側に張り出した部分で、縁や柵で囲まれている場所のことを表しています。
「バルコニー」は洋風建築で、階上の部屋の外に広く張り出した、手すりの付いた屋根のない台のことを言います。
「ベランダ」と「バルコニー」はどちらも建物の外に張り出していますが、「ベランダ」は屋根の部分があるのに対し、「バルコニー」は屋根がないところが異なっています。
「ベランダ」の例文
・『この物件はベランダが付いています』
・『ちょうど家のベランダから花火が見えます』
・『ベランダに洗濯物を干す』
・『隣人にベランダ越しで挨拶を交わす』
「バルコニー」の例文
・『この家には広い庭とバルコニーがある』
・『バルコニーに出て、酔いを醒ます』
・『彼女が二階のバルコニーから手を振ってくれた』
・『バルコニーに観葉植物を置いている』
まとめ
「ベランダ」や「バルコニー」があると、わざわざ外に出なくても、そこから外の空気や雰囲気を味わうことができます。
部屋の窓からもそれは可能ですが、やはり戸外である「ベランダ」や「バルコニー」の方が、体感的に外に出ているような感覚を得られます。
「ベランダ」のように屋根の部分があれば、雨が降っても濡れることがないので、洗濯物などは心配も少なくなるでしょう。
一方、「バルコニー」は屋根がない分、「ベランダ」よりも外に出ている感覚を味わうことができます。
なかなか外に出られないような時は、「ベランダ」や「バルコニー」に出て、アウトドア気分を楽しんでみるのも良いでしょう。
建物の中にいながら、外にいるような気分を味わう方法として、他にも屋上があります。
「ベランダ」や「バルコニー」だと、場合によっては外の視線が気になってしまうかもしれません。
ですが、屋上ならば周りの建物の屋根の高さになるので、周りの視線を気にすることが少なくなるでしょう。
建物の中から外出せずに、戸外に出られるメリットは、すぐに外に出たような気分を味わえる点だと言えるでしょう。
これらの場所を上手く活用して、気分転換を図り、リラックスできる時間を増やしていきたいものです。