この記事では、「ギズモ」と「グレムリン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ギズモ」とは?
映画「グレムリン」に登場する「モグワイ」という動物の中の一匹につけられた名前で、モグワイの中では温厚な性格で、歌もうまいことが特徴です。
モグワイは人と簡単な会話ができます。
映画の中では主人公側に付き、グレムリン化することなく活躍するところが特徴で、可愛らしさや勇敢さがチャームポイントとなっています。
ストーリー上はモグワイの3つのタブーに触れていないためグレムリン化していませんが、グレムリン化する要素は持っており、ギズモがほかと比べて明らかに特別ということはありませんでした。
日本のロールプレイングゲーム、ドラゴンクエスト3にギズモというモンスターが登場しますが、こちらは熱風の化身のような存在で、肉体は存在しない全くの別物のモンスターです。
冷風の化身のフロストギズモも存在しています。
「グレムリン」とは?
映画「グレムリン」において高い知能を持つ動物モグワイが、水に触れてはいけない、光に当ててはいけない、深夜12時以降に餌を与えてはいけないというタブーを破った際に増殖、変身をして凶暴になった姿です。
モグワイのなかでもいたずら好きなものはいますが、グレムリン化すると人に襲いかかってしまいます。
モグワイの哺乳類的な外見から、縞のある黒系の色で爬虫類的な表皮をもち、サイズも大きくなっていることが特徴で、模様も全く異なるものとなっています。
映画「グレムリン2」にも多数登場しており作品のメインの存在となっています。
ドラゴンクエスト2以降のシリーズにもグレムリンという名のモンスターが登場していますが、こちらは映画のものとは全く別物と考えてよく、色は紫系、火を吐き、空を飛び魔法も使うというものになっています。
「ギズモ」と「グレムリン」の違い
「ギズモ」と「グレムリン」の違いを、分かりやすく解説します。
映画グレムリンにおける「ギズモ」と「グレムリン」はもともとは高い知能を持つ作中の架空のモグワイという生物という点では共通しており、モグワイがタブーに触れて凶暴化し増殖や巨大化などの変身をしたものがグレムリンとなっています。
爬虫類的なフォルムになっており凶暴性を持っています。
一方ギズモはストーリー上はモグワイのまま変身しなかった個体で、人間の味方として活躍します。
ギズモもタブーに触れた場合変身してしまう可能性はあります。
なお、ギズモは個体名でグレムリン2には登場しませんでした。
グレムリン2では別個体のグレムリンが多数登場します。
まとめ
「ギズモ」と「グレムリン」は映画グレムリンにおいてはモグワイという生物の一個体がギズモ、モグワイの凶暴化した姿がグレムリンとなります。
ドラゴンクエストシリーズにもギズモとグレムリンが登場していますが、映画とは全く関係なく、共通性はないものと考えられます。