この事では、「防水シーツ」と「おねしょシーツ」の違いについて紹介します。
防水シーツとは?
防水シーツとは、防水加工や撥水加工が施されたシーツのことをいいます。
敷布団やベッドのマットレスの汚れを防ぐ目的で使われています。
防水シーツには、子育て用・介護用・医療用などの種類があります。
子育て用は、乳幼児のおねしょ対策として使われています。
ベビー布団やベビーベッドを使う場合、防水シーツもその大きさに合わせたものになります。
大人用よりも小さく、ベビー布団と一緒に購入する人も多いです。
オムツをしていても動いた拍子にもれてしまうこともありますし、夜間のオムツがとれたばかりの頃はおねしょをすることも多いです。
そういった時に防水シーツを使っておくと、布団を濡らさなくて済みます。
介護用は大人向けの布団のサイズで、ベッド用や布団用があります。
医療用は病院のベッドや診察台で使われるものです。
医療用は、洗浄したり殺菌したりしやすいように撥水加工が施されています。
撥水加工されていると伸縮性がないので、寝心地が良くなかったり蒸れやすいという面があります。
そのため育児用や介護用は防水加工のみで、撥水加工は施されていません。
おねしょシーツとは?
おねしょシーツは、その呼び名の通りおねしょ対策として使われている防水シーツのことをいいます。
防水加工が施されていて、吸水性もあります。
主に子育てや介護の現場で使われています。
敷布団に最適なフラットタイプやベッドに最適なボックスタイプがあります。
フラットタイプは四隅にゴムバンドがついていて、布団にひっかけて使用します。
つけ外しが簡単に行えます。
ボックスタイプは、ベッド用のマットレスなど厚みのあるものに使えるおねしょシーツです。
表面だけガードするものもあれば、側面までガードできるものもあります。
また、使い捨てのおねしょシーツなどもあり、宿泊するホテルや旅館などの寝具を汚したくなりという時に役立ちます。
使い捨てなので洗濯する必要もありません。
防水シーツとおねしょシーツの違い
防水シーツとおねしょシーツの違いは、医療用が含まれるかどうかにあります。
医療用の防水シーツは、おねしょシーツとはいいません。
おねしょ対策としてだけではなく、医療目的で使われるからです。
おねしょシーツは、子育てや介護で使われる防水シーツの呼び方になります。
ただし、大人だと「おねしょ」という言葉が恥ずかしいと感じることもあるので、介護用は防水シーツということが多いです。
そのためおねしょシーツというと、小さい子供のおねしょ対策に使われている防水シーツをイメージする人が多くなっています。
まとめ
おねしょシーツは防水シーツの一種で、主に子育てや介護で使われるものをいいます。
医療用の防水シーツは、おねしょシーツとはいいません。
また、おねしょシーツは防水加工が施されていますが、撥水加工は施されていないことがほとんどです。