寒い冬には欠かせない人も多い「電気あんか」と「湯たんぽ」。
この2つにはどのような違いがあるのか。
この記事では、「電気あんか」と「湯たんぽ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「電気あんか」とは?
寒い冬の布団を温めてくれる道具が「電気あんか」です。
電気を使って布団の中を温める道具となります。
コンセントを指しスイッチを入れると「電気あんか」が熱くなり、その熱で布団の中が温まる仕組みとなります。
多くの場合、温度調整がついていて強設定や弱設定で温度を調整することが可能です。
スイッチ一つですぐに温めることができるメリットがある一方、低温やけどの危険性があります。
「電気あんか」に身体を密着させていると温かく気持ちよく感じてしまいますが、知らないうちに低温やけどになる可能性があり注意が必要です。
また、電気を使用するため電気代は必要です。
「湯たんぽ」とは?
寒い冬に布団を温めてくれる道具が「湯たんぽ」です。
金属製や陶器製、ポリエチレン製などの耐熱容器に温かいお湯を入れて使用します。
その熱で布団の中を温めることができるものとなります。
熱いお湯を入れるとその分高い温度で布団を温めることができ持続性も高まります。
一方、お風呂の残り湯など温かい程度のお湯を使用する場合、じんわりと布団の中を温めることができ、お湯の温度によって使い分けることが可能です。
「湯たんぽ」は時間が経てば自然と温度が下がります。
そのため、低温やけどの可能が非常に低く安心して使用することが可能です。
このようなメリットがある一方、どうしても、温まるまでに時間がかかってしまうこと。
また、一定の温度を保ち続けることができないこと。
といったデメリットもあります。
「電気あんか」と「湯たんぽ」の違い
同じ布団の中などを温める道具となる「電気あんか」と「湯たんぽ」。
その原理に大きな違いがあります。
「電気あんか」は電気を使って温める原理。
そして、「湯たんぽ」はお湯を使って温める原理です。
そのため、「電気あんか」の場合は、どうしても電気を使ってしまいます。
だからと言って、「湯たんぽ」は全く電気などを使わないかと言えばそうではありません。
お風呂の残り湯などを再利用する場合は別ですが、お湯を分かりたりレンジで温めたりする場合、電気やガスを使用することになります。
ただし、その場合でもコストで比較した結果は、やはり「湯たんぽ」の方が経済的だという結果が出ています。
デメリットで比較した場合、「電気あんか」は電気代が必要になるほか、電化製品ということで、それなりの価格帯になります。
一方、「湯たんぽ」の場合は、安価なものも多くなりますが、その分、破損などの可能性があり定期的な買い替えが必要です。
まとめ
以上が「電気あんか」と「湯たんぽ」の違いです。
どちらも、布団の中を温める道具です。
そのうえで、それぞれのメリット・デメリットを考慮し選ぶ必要があります。