この記事では、「レビュー」と「感想」と「口コミ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「レビュー」とは?
「レビュー」の意味は以下の通りです。
1つ目は「再検討」という意味で、一度検討したものごとについて再度調査して検討し直すことを言います。
2つ目は「文学・芸能などに関する論評」という意味で、専門家が作品に対して書く批評記事のことを言います。
3つ目は「自分の体験に基づく所感や情報」という意味で、ある商品やサービスを利用した人が、自分の感想や使い方、効果などを書き記すことを言います。
上記に共通するのは「振り返る」という意味です。
「レビュー」は英語の「review」が日本語化した言葉で、「見直す」「復習する」「振り返る」「見直す」「検討する」「批評する」などの意味があります。
「レビュー」の使い方
「レビュー」は日本語の場合、名詞として動詞を伴い「レビューする・した」「レビューを書く・書いた」「商品レビュー」などと使われます。
基本的に、人が実際に見たり聞いたり体験したりした時に、それについて思ったことや批評を書いて紹介することに使われる言葉です。
「レビュー」の例文
・『商品を実際に使った人のレビューを参考にする』
「感想」とは?
「感想」は「かんそう」と読みます。
意味は「ものごとについて、心に感じたことや思ったこと」です。
あるものごとに触れた時に、どう感じたか、何を思ったかということを言います。
「感想」の使い方
「感想」は名詞として動詞を伴い「感想を述べる・述べた」「感想を持つ・持った」「感想文」などと使われます。
基本的に、あるものを見たり聞いたり体験した時に、単純に自分が感じたことや思ったことに使われる言葉で、単に「おもしろかった」「つまらなかった」だけのこともあります。
「感想」の例文
・『映画の感想を聞かれたが面白かったとしか言えなかった』
「口コミ」とは?
「口コミ」は「くちこみ」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は元の意味で、「噂や評判などを口頭で広めること」になります。
「口コミ」は「口頭でのコミュニケーション」の略で、お互いに口から口へと情報を伝えることを言います。
2つ目は上記から転じて、「ネット上に投稿される、個人的にあるものを使用した評判」という意味で、不特定多数の人に商品の評判を広める投稿のことを言います。
上記に共通するのは「評判を広める」という意味です。
「口コミ」の使い方
「口コミ」は名詞・形容動詞として「口コミだ・である」「口コミサイト」などと使われたりします。
基本的に、現在ではネット上でユーザーが投稿する、商品やサービスに関する評判に使われる言葉です。
「口コミ」の例文
・『口コミを参考に商品を選ぶ人が多い』
「レビュー」と「感想」と「口コミ」の違い
「レビュー」は「人が実際に見たり聞いたり体験したりした時に、それについて思ったことや批評を書いて紹介すること」という意味です。
「感想」は「あるものを見たり聞いたり体験した時に、単純に自分が感じたことや思ったこと」という意味です。
「口コミ」は「現在ではネット上でユーザーが投稿する、商品やサービスに関する評判」という意味です。
まとめ
今回は「レビュー」と「感想」と「口コミ」について紹介しました。
「レビュー」は「批評」、「感想」は「思ったこと」、「口コミ」は「評判」と覚えておきましょう。