この記事では、「コープデリ」と「パルシステム」の違いを分かりやすく説明していきます。
「コープデリ」とは?
コープデリ生活協同組合連合会のことです。
1992年にコープネット事業連合として設立され、現在は1都7県6生協で運営をしています。
普段の暮らしを豊かで楽しいものにするために、さまざまな商品を販売しています。
選べる楽しさ、それぞれの家庭に対応、地域の暮らしにあった商品などを提供しています。
また、調理に関するニーズに応えるために、半調理製品も扱っています。
共働きで忙しく、自炊をしている時間がない、短時間で調理をしたいという家庭もあることでしょう。
そういった家庭にも対応をした商品を展開しています。
提供する商品は安全性を確保するために、商品企画から提供までを徹底して管理しています。
食品に関する情報は適切なものを積極的に公開しています。
3~6歳の子ども向けの商品「きらきらステップ」「きらきらキッズ」、アレルギーに対応した「7品目を使わない」など、商品は年齢や体調などにも配慮しています。
たとえば「きらきらステップ」は、離乳食以降向け、幼児食向けの製品で、使い方が便利な形、幼児が食べやすい大きさ、すぐに使える冷凍食材が充実など、ママ・パパの「こんなものがあったらいいな」が形にされています。
「コープデリ」の言葉の使い方
コープデリ生活協同組合連合会のことを指して用いる言葉です。
「パルシステム」とは?
パルシステム生活協同組合連合会のことです。
ブランドキャラクターは「こんせんくん」という牛のキャラクターで、配達するトラックなどにデザインされています。
1977年に首都圏生活協同組合事業連絡会議として発足し、現在は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、福島県、山梨県、静岡県、新潟県で活動を展開しています。
パルシステムでは、「エシカル」を考えに取り入れています。
生産者だけ、消費者だけが得をする事業ではなく、生産者も消費者も笑顔になれるような事業の展開を目指しています。
作り手や環境に配慮した製品を扱っており、たとえば、売り上げの一部をサンゴを守る活動にあてる、化学合成農薬が必要とされるお茶栽培で農薬を使用しない栽培を応援するなどの取り組みをしています。
そういった作り手と環境に配慮した製品は2000点以上取り扱っています。
「パルシステム」の言葉の使い方
パルシステム生活協同組合連合会を指して使用する言葉です。
「コープデリ」と「パルシステム」の違い
生活協同組合という点では同じですが、それぞれ違うものです。
生活協同組合と呼ばれるものは日本にはいくつもあり、それぞれ考え方や理念が異なっています。
「コープデリ」は「ともにはぐくむくらしと未来」を理念としており、「パルシステム」は「心豊かなくらしと共生の社会」を理念としています。
まとめ
どちらも生活協同組合ですが、それぞれの考えが異なります。