この記事では、「スイーツ」と「デザート」の違いを分かりやすく説明していきます。
「スイーツ」とは?
甘いものという意味です。
特に洋菓子を指します。
この言葉が指す食べものには、アイスクリーム、ケーキ、チョコレート、シュークリーム、プリン、クッキー、クレープ、タルトなどがあります。
これらは洋菓子です。
和菓子の中で甘いものには、おはぎ、団子、みつ豆、たい焼き、どら焼き、カステラなどがありますが、これらは「スイーツ」とはあまりいいません。
和菓子については、あまり用いられない言葉です。
果物の中にも甘いものがさまざまあります。
品種改良が進み、甘いものが多く出回るようになりました。
しかし、果物のことはこの言葉では呼びません。
ケーキといっても、家庭で作るもの、洋菓子店で売られているもの、飲食店で注文をして食べるものなど、さまざまなものがあります。
そして、食べる場面は、おやつとして、食後の楽しみとしてなどさまざまです。
「スイーツ」は、誰が作ったのか、いつ食べるのかは意味に含んでいません。
家庭で作ったものも、パティシエが作ったものも、おやつに食べるものも、食後に食べるものも指します。
この食べものだけを集めたバイキングがあります。
ここでは、シフォンケーキ、チョコレートケーキ、チーズケーキ、ショートケーキ、シュークリーム、エクレア、プリン、ムース、ティラミスなど、さまざまなものを食べることができます。
「スイーツ」の言葉の使い方
甘いものを指して使用する言葉です。
とくに洋菓子を指して用います。
「デザート」とは?
食後に食べる果物やお菓子のことです。
お菓子については、フランス料理の場合だと、アイスクリームやケーキなどの甘いものをいいます。
日本の場合だと、食後に食べるものなら和菓子も含める場合があります。
どら焼き、くずもち、あんみつなども、食後に食べるものであれば「デザート」というのです。
食後に食べられるもので、おやつとして食べるものではありません。
そのため、同じショートケーキでも、いつ食べるのかによって「デザート」になることもあれば、ならないこともあります。
「デザート」の言葉の使い方
食後に食べる果物やお菓子を指して使用する言葉です。
お菓子は日本の場合だと、洋菓子、和菓子、中華菓子など種類を問わず、この名で呼んでいます。
「スイーツ」と「デザート」の違い
甘いものである点は同じです。
違いはいつ食べるかです。
前者はいつ食べるかの定義はなく、甘いお菓子を指します。
後者は、食後に食べるものです。
また、果物も含みます。
同じ食べものでも、食後に食べるものでなければ「デザート」とは呼びません。
おやつに食べれば「スイーツ」になるのです。
まとめ
2つの言葉は甘いものという点が同じですが、いつ食べるのかという点に違いがあります。
そのため、同じ食べものでも食べるときによって呼び方が変わります。