この記事では、「おしりふき」と「手口ふき」の違いを分かりやすく説明していきます。
「おしりふき」とは?
適度に湿り気を持たせたティッシュの一種で、主にお尻を拭くためのものです。
新生児や乳児は、自分でお尻を拭くことができず、おむつをしており、便がお尻にべったりとついてしまうことがあります。
「おしりふき」は、お尻についた便などを拭き取り、清潔にするために用いるものです。
肌が弱い新生児などに用いることを考えて、刺激の少ない安全な成分が使用されています。
製品にもよりますが、シートは柔らかく、肌の上を滑らせても刺激を感じにくいです。
3層で仕上げて、カシミヤのような肌触りにした製品もあります。
外出先でおむつを替えることがあるでしょう。
そういったときには、使用したものをトイレに流したくなるかもしれません。
「おしりふき」は、トイレに流せるものと流せないものがあります。
流せないもタイプをトイレに流してしまうとつまりの原因になるので、流せるものなのかを確認する必要があります。
適度に水分を含んだ製品で、数十枚が1つの袋に入ったタイプが多いです。
袋を開封すると水分が蒸発をしてシートが乾燥してくることがあるので、袋をピッタリと閉じて保管をします。
「おしりふき」の言葉の使い方
主にお尻を拭くための適度に水分を含んだティッシュを指して使用する言葉です。
製品として売られているもののパッケージには、この名が記されています。
「手口ふき」とは?
適度に湿り気を持たせたティッシュの一種で、主に手や口を拭くためのものです。
手で物をつかんで食べると、手に付着していた雑菌なども一緒に口にしてしまうことになります。
手を洗いたくても、外出先などでは手を洗えないことがあります。
「手口ふき」は外出先などで手を清潔にしたいときに便利なものです。
手だけでなく、口の周りを拭くことにも使用できます。
成分が口の中に入ることを想定して、安全な成分を使用しています。
製品にもよりますが、アルコール、パラベン、香料などは使用していないものが少なくありません。
ティッシュには水分が含まれており、汚れを落としやすくなっています。
柔らかい素材を使用したものが多いです。
また、カバンに入れて持ち運ぶことを考えて、小さなサイズになっているものもあります。
「手口ふき」の言葉の使い方
主に手や口を拭くための湿り気を持たせたティッシュを指して使用する言葉です。
「おしりふき」と「手口ふき」の違い
見た目は同じです。
違いは用途で、用途に合わせた成分を配合しています。
前者は主にお尻を拭くことを考えて作られています。
便を拭き取りやすい、水に流せる、肌触りが柔らかいといった特徴を持っています。
後者は、主に手や口を拭くことを考えて作られています。
外出先に持ち運びやすい、手や口の汚れを優しく拭き取れるという特徴があります。
まとめ
適度に水分を含んだティッシュの一種である点は同じですが、用途が異なり、使用されている成分や持ち運びやすさなどに違いがあります。