この記事では、「ひとつまみ」と「少々」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ひとつまみ」とは?
「一つまみ」は、分量においては、親指と人差し指、と中指で何かをつかみます。
この分量は一応一グラム程度の分量を指すので、「ひとつまみ」はおおよそ、一グラムをつかみ取ると思っていただければよいです。
「少々」とは?
「少々」は、分量において、親指と人差し指でつかんだものを意味します。
なので、分量的には、約0. 6グラム程度が妥当です。
なお、この分量が指し示すのはあくまでおおよそを意味するがゆえ、人の手の大きさによって実は異なります。
なので、正確さをより強調する場合、「少々」や、「ひとつまみ」という表現はせずに、大匙や小匙という性格に分量を量る匙を使用して料理などに何かを入れるとよいでしょう。
「ひとつまみ」と「少々」の違い
両者の違いは、指一本つまむ量が多いかどうかで、違いについては本当に微妙です。
一グラムあたりを「ひとつまみ」と呼び、「少々」は、役0. 6グラムあたりを指す分量なので本当に微妙な分量で、あくまでこれらは人間の手でつまみ出すものを意味するので正直なところ、正確性は皆無になります。
なので、正確さをより求めるのであれば、匙を使いましょう。
「ひとつまみ」の例文
・『ひとつまみのお塩と砂糖を少々入れる』
・『カレーにひとつまみのナツメグを投入する』
「少々」の例文
・『胡椒を少々目玉焼きに入れる』
・『少々の砂糖を卵焼きに入れる』
まとめ
「ひとつまみ」については、これは、量にした場合、役一グラム程度のことを意味します。
ただ、「ひとつまみ」は、あくまで人間の指で持てる分量がいかほどになるかというものなので、正確性というものは皆無です。
なので、料理をする際、「ひとつまみ」のお砂糖と言われて割とがっつりお砂糖が入るのは、人間の指でつまむ分量に差がある点と、解釈の仕方が割とばらばらであるがゆえです。
と言いますのも、「ひとつまみ」は、どの指とどの指で何かをつまむということを知らない人も多いので正確性は全くないです。
よって、「少々」という言葉も、親指と人差し指で物をつまむということを知らない場合、適当に何かを掴んで放り込むことを「少々」であるとしますので正確さは皆無です。
では、正確性を持たせるにはどうするかですが、匙というものを使用して正確に調味料をはかり投入をします。
匙は、大匙と小匙があり、料理本ではこの匙を使用して正確に分量を量ります。
匙の利点は、調味料によって重さが異なっていても軽量できる点で、お砂糖大匙1杯や小匙1杯という具合に計量が可能な点です。
この方法であれば、正確に計量が可能で、人間の指でつまむことを意味する「少々」や「ひとつまみ」というものと比べると絶対的に正確になります。
だから、料理本などでは、正確さが重要だという場合は、匙というワードを使用して、ちょっとした隠し味であれば、「少々」や「ひとつまみ」を使用して少ない量を入れるとしています。