「しばらくぶり」と「久しぶり」の違いとは?分かりやすく解釈

「しばらくぶり」と「久しぶり」の違い生活・教育

この記事では、「しばらくぶり」「久しぶり」の違いを分かりやすく説明していきます。

「しばらくぶり」とは?

「しばらくぶり」は、対象となる人物側か、この言葉を言う人物が長いなという印象を持った場合に使用します。

この、言葉は長い間会わなかったことや、長いこと待たされたということを意味します。

なので、「しばらくぶり」は、時間の経過があり、時間の経過が長かったですということを表現するために使用するのです。


「久しぶり」とは?

「久しぶり」は、前にお会いしていること前提で、前にあった時間からものすごく経過しているという意味です。

なので、このワードの前提は、全段階に一度両者がお会いしている必要があります。

あってない人に対して「久しぶり」と述べても相手はあったことがないので返事のしようがないというのがこのワードの特徴です。

おそらくですが、会ったことない相手でも一応話を合わせてくる場合がありますので、一応「久しぶり」に対してしばらくであるというかもしれません。


「しばらくぶり」と「久しぶり」の違い

両者の違いは、時間の経過において、すぐに再度お会いしても成立するワードか、そうではないかです。

「しばらくぶり」は、物の数秒で再開しても「しばらくぶり」が成立し、物の数分でお会いしたとなりますが、「久しぶり」は、物の数秒で会うことを意味せず、物の数秒であったことを「久しぶり」とするのは間違いになり言葉が成立しません。

よって両者は、時間の経過において、すぐにお会いすることを意味するか、時間がすごく経過してないと成立しないワードであるかになります。

「しばらくぶり」の例文

・『しばらくぶりにお会いしましたがお変わりないようですね』
・『(物の数秒で再開してから)部長、しばらくぶりです』

「久しぶり」の例文

・『久しぶりにレトロゲームを買い漁る』
・『久しぶりと友人は言うが、前にあったのはいつ頃だっただろう』

まとめ

「しばらくぶり」という言葉は実は、物の数秒で再開することも意味します。

なので、会社などで、少し席を離れると言って、物の数秒で帰ってきた場合、第3者は帰ってきた人物に対して、「しばらくぶり」という言葉で一応長い間会いませんでしたねと皮肉のように言うことが可能です。

このしばらくという言葉は、あくまで人間が持つ客観的な意識なので、明確にどのくらい長いかが分からないため、ちょっとした時間を待ってほしいという場合もしばらくになるので、「しばらくぶり」は、ほんのわずかな時間でもあります。

逆に、「久しぶり」は、前振りにおいて一度お会いしているうえで、そこから何時間くらい過ぎた何年過ぎたということになりますので、こちらの表現の方が時間の経過がものすごく長いわけです。

なので、両者を使い分けるのであれば、ほんの少しの時間でも一応長い時間待ったという場合は、「しばらくぶり」でものすごく長い間お会いしなかった場合、「久しぶり」でよいでしょう。