「もし」と「仮に」の違いとは?使い方や例文も徹底的に解釈

「もし」と「仮に」の違い生活・教育

この記事では、「もし」「仮に」の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。

日常生活で使う頻度は高めなのかもしれませんが、意外に意味や違いを説明するとなると難しいでしょう。

そこで「もし」の意味から取り上げていきます。

「もし」の意味

最初に「もし」の意味をご説明致します。

「もし」の意味としては、現時点では、まだ生じていないものの、もし生じた場合について考えることです。

また、100%の保証はないが、十分考えられることなどを指すこととしても、この言葉は使われます。


「もし」の使い方

次に「もし」の使い方について取り上げます。

「もし」を使う場合は、今後、十分に考えられることについて指すときや、今は発生していないが、発生したときのことなどを考えるときに使っていきます。

使い方を書いてみます。

「もし、津波が発生してしまったら、高台へ避難するということは念頭に入れておこう」
「もし、郵便物が誤配されているようなら、郵便局へ電話をしてみると良いでしょう」


「もし」を使った例文

続いて「もし」を使った例文を書いていきます。

・『もし今になって、敵機が襲い掛かってきたら大変なことになる』
・『もし許してくれるならば、連絡をして欲しいと言っておりましたよ』
・『もし、火災が起きてしまったら、慌てずに避難するようにしましょう』
・『もし、ドラマーとして活躍している場合は、忙しいだろう』
・『もし地震が来たら、すぐに避難することが大切だ』

「もし」の類語

この項目では「もし」の類語を取り上げます。

「もし」の類語は、「万が一」「もしも」「そうであっても」などです。

意味の方は、可能性がある場合や、対象になることが起こったときを考えて発言するときに使うものになるでしょう。

「もし」の対義語

それでは「もし」の対義語を解説します。

「もし」の対義語として考えられるのは、「絶対」(ぜったい)です。

意味は、必ず起こるであろう事柄を指しています。

「仮に」の意味

ここでは「仮に」の意味をご説明致します。

「仮に」の意味は、この言葉は仮定を指していることになります。

「仮に」の使い方

続きましては「仮に」の使い方を取り上げていきましょう。

「仮に」を使う場合、対象となる事に対して、様々な考えなどを取り入れながら、仮定して話を進めるときに使うと伝えられます。

「仮に会社が倒産したら、我々の給料は出ないと思っていた方がいいだろう」
「日本本土近海へ、仮に敵機動部隊が攻めてきたならば、どのように対処していくべきか話し合っている」

「仮に」を使った例文

ここでは「仮に」を使った例文を書きます。

・『仮に東京へ上京するならば、軍資金として最低限50万円以上は必要だろう』
・『仮に我々が敗北したときは、敵に陣地を奪われてしまうことになる』
・『仮にお金を貸したとしたら、戻ってこないと思った方がいい』
・『仮にペットを飼ったとしたら、部屋が汚れる思うので、やはり飼えない』
・『仮に儲けたならば、寄付をしたい』

「仮に」の類語

続いて「仮に」の類語を説明します。

「仮に」の類語は、「一応」(いちおう)や「もし」「そうだとしても」になるのです。

意味の方は、可能性が0ではないときや、生じたとして話を進めるときの表現になります。

「仮に」対義語

この項目においては、「仮に」の対義語を取り上げていきます。

「仮に」の対義語としては、「真実」(しんじつ)や「事実」(じじつ)になります。

意味を見てみると、嘘などがない本当のことや、実際に起きたことです。

「もし」と「仮に」の違い

ここでは「もし」「仮に」の違いをご説明致します。

「もし」の場合は、まだ起きてはいないが、起きた場合を想定して話を進めることです。

また、十分に考えられるさまなどを表現するときにも用いられると伝えられています。

「仮に」は、基本的に仮定を想像して話を進めたり、表現することです。

「もし」と「仮に」の使い方の違い

次は「もし」「仮に」の使い方の違いを解説します。

「もし」を使いたいときは、可能性がある事柄などを表すときや、現時点では生じていないものの、生じたときなどを想像して説明する際などに使います。

「仮に」を使うときとして、仮定を表すときに使います。

基本的に、不確実なことを念頭に置いて話を進めるときに使う表現なのです。

それぞれの使い方の違いを見てみることにしましょう。

前者の場合
「もし、あと10年早く生まれていれば、どのような人生を送ったのだろう」
「もし、会社の資金が尽きたときに、どうするのか考えているのだろうか」
後者の場合
「仮に、僕が音楽家だったら、君の演奏するドラムの音は、世界一だと評価すると思います」
「仮に、敵機が爆弾を落としたとしたら、この辺は火の海になるだろう」

「もし」と「仮に」の英語表記の違い

最後に「もし」「仮に」の英語表記の違いを取り上げます。

「もし」を英語表記にしますと、“if”になります。

「仮に」を英語にしてみると、“what if”です。

それではそれぞれの例文を書いてみましょう。

先ずは前者。

“What kind of country would Japan have been if it had won the Pacific War?”(もし、日本が太平洋戦争に勝利していたら、どんな国になっていたのだろう)
「If the stock price goes down, there is no doubt that it will be a big blow for the company. 」(もし、株価が下がるようなことがあれば、企業としての大打撃は間違いないだろう)
次は後者。

“If the aircraft carrier were hit, it would burn to the point where there was no way to do it. ”(仮に、空母が被弾したとしたら、なす術がないほどに燃え上がるだろう)
“If I fail to take the exam, I have decided to work without a ronin. ”(仮に、受験に失敗したなら、浪人せずに働くと決めています)

まとめ

まとめは、「もし」は、十分に発生することなど考えて話を進める際や、現在は起きていないが、起きた場合などを想定することです。

「仮に」は、仮定で話を進めるときに使います。

基本的に不確実・不確定的要素が多いものやときに使っていくものなのです。