街中にある電子表示装置を指す言葉として「デジタルサイネージ」と「テレビディスプレイ」がありますが、どう違うのでしょうか。
今回は、「デジタルサイネージ」と「テレビディスプレイ」の違いを解説します。
「デジタルサイネージ」とは?
「デジタルサイネージ」とは、「公共空間で様々な情報を表示し周囲に知らせる電子情報発信メディア」を指す言葉です。
「デジタルサイネージ」の使い方
映像や文字を通じて情報提供する情報メディアの一種で、駅や店頭など人通りの多い公共空間に設置し不特定多数の人にその場に合わせた情報を提供します。
元々は広告メディアの一種として発達した技術で屋外看板やポスターを設置するように電子看板となる表示装置を設置してさまざまな情報を提供します。
提供されるのは広告情報だけでなく天気予報やニュース、地域の話題など目的や状況に応じてふさわしい内容が選択可能です。
「テレビディスプレイ」とは?
「テレビディスプレイ」とは、「テレビの画面」のことです。
「テレビディスプレイ」の使い方
テレビ放送を受信し視聴する装置の画面を指します。
本来は液晶テレビやブラウン管テレビなどテレビの画面そのものを指す言葉ですが、一般的にはテレビと同様に映像や音声を視聴できる表示装置全般を表す言葉として使われています。
「デジタルサイネージ」と「テレビディスプレイ」の違い
屋外に設置された画面を通じて広告看板のように情報を提供するデジタルメディアが「デジタルサイネージ」、テレビのように映像と音声を表示する表示装置が「テレビディスプレイ」という違いで区別されます。
「デジタルサイネージ」は屋外に設置された表示装置を通じて情報を提供するシステム全体を指す言葉なのに対し、「テレビディスプレイ」はハードウェアとしての表示装置そのものを指す言葉です。
まとめ
「デジタルサイネージ」と「テレビディスプレイ」は似ているようで全く意味が異なります。
それぞれの言葉が何を指しているのかをきちんと理解し使い分けてください。
