この記事では、「大半」と「過半数」の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。
この2つの違いと使い方を理解して、是非とも日々の生活等の様々なシーンで積極的に取り入れてみてください。
「大半」と「過半数」の違い
最初に「大半」と「過半数」の違いについてご説明致します。
「大半」とは、全体の半分以上を占めている時に使われます。
簡単に書きますと、大部分や過半を意味しております。
そして、「過半数」とは、全体を100として、50以上を超えている「数」を表現する際に使われるのです。
したがって前者の場合は、半分以上を占めるものや事柄を指し、一方で後者は、半分を超えている数を表現しています。
以上が「大半」と「過半数」の違いとなりますので、参考にしてみてください。
「大半」と「過半数」の使い方の違い
次は「大半」と「過半数」の使い方の違いについて解説致します。
「大半」と「過半数」の使い方の違いとは、上記の違いを念頭において使い方を考えていけば非常に簡単に使い方は分かると思います。
前者は半分以上を占めるものや事柄、後者は基本的に半分を超えている数を意味しております。
よって使い方としては、前者の場合「大半が賛成しているようだ~」という使い方になります。
一方で、後者の方は「全体の60%か・・・過半数以上になり~」という使い方が一般的です。
特に後者の場合は、数ですので数字が出てくることが多いかもしれません。
是非とも把握しておいてください。
「大半」の意味
次は「大半」の意味をご説明致します。
「大半」の意味としては、全体的に半分以上を超えているものや事柄に対して使われる意味があります。
基本的に大部分や過半等という意味合いもありますので、是非参考にしてください。
「大半」の使い方
この項目では「大半」の使い方を解説していきます。
「大半」の使い方は、上記の意味にあてはめて使うことを前提としてください。
よって使い方としては、「パイロットの大半が素人で~」という使い方をしますので、参考になれば幸いです。
「大半」を使った例文
次は「大半」を使った例文を書いていきます。
・『参加者の大半がお年寄りだ』
・『エースパイロットは僅かである。大半が飛行時間が100時間以下だ』
・『大半を失ってしまったので、一度退却して陣形を立て直す』
・『大半が協力したものの成果は得られなかった』
・『刑事の大半は現場の叩き上げである』
以上が「大半」を使った例文になりますので、把握しておくと非常に便利に使えるかと思います。
「大半」の類語
この項目では「大半」の類語を解説していきます。
「大半」の類語としては、「大抵」「殆んど」「大分部」等が類語となります。
やはり全体の半分以上を意味している言葉が、類語として成立するようです。
参考になれば幸いです。
「大半」の対義語
次は「大半」の対義語を解説します。
「大半」の対義語としては、「少数」「僅少」が対義語となります。
対義語は、数が非常に少ないことや、わずかという言葉が対義語となります。
是非とも把握しておいてください。
「過半数」の意味
ここでは「過半数」の意味をご説明致します。
「過半数」の意味としては、全体的に見た時に、全体の半分以上を占めている数や割合という意味があります。
参考にしてみてください。
「過半数」の使い方
次は「過半数」の使い方を解説していきます。
「過半数」の使い方としては、上記の意味を理解しておくと非常に簡単に使えるかと思います。
基本的に全体の半分以上を占めている数や割合を意味しております。
したがって使い方としては、「割合が70%・・・過半数以上を占めているようだ~」という使い方をするのが分かりやすいと思います。
参考になれば幸いです。
「過半数」を使った例文
この項目では「過半数」を使った例文を書いていきます。
・『コロナ禍の緊急事態宣言には過半数が賛成と言っている』
・『過半数が反対している様子だ』
・『敵機の過半数にあたる60機を撃墜したそうだ』
・『その条件ならば過半数が賛成するだろう』
・『過半数が訓練を終えているようだ』
以上が「過半数」を使った例文となりますので、是非とも把握して役立ててみてください。
「過半数」の類語
次は「過半数」の類語を解説致します。
「過半数」の類語としては、「多数派」「主流」「大多数」等が類語となっています。
類語の方も、全体の半分以上を占めている場合に使われます。
参考にしてください。
「過半数」の対義語
この項目では「過半数」の対義語を解説していきます。
「過半数」の対義語としては、「少数」「少数派」等が対義語となります。
基本的に全体の半数以下を示しているようです。
是非把握して、役立ててみてください。
「まとめ」
最後に「大半」と「過半数」の違いや使い方のまとめに入ります。
「大半」の場合は、全体の半分以上を超えている時に使います。
そして、「過半数」の場合は、全体の半分以上の「数」を表現する際に用いられます。
この違いと使い方を把握して、日々の様々なシーンで取り入れてみてください。