「プロセス」と「フロー」の違いとは?分かりやすく解釈

「プロセス」と「フロー」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「プロセス」「フロー」の違いを分かりやすく説明していきます。

「プロセス」とは?

「プロセス」とは物事の経過や過程、その手順を指します。

たとえば大きな機械で何かを作る場合に、機械のスイッチを切り替えて電源を入れ、動作と異常がないかを目視してチェック、問題がないことを確認したら倉庫から持ってきた素材を入れ、その機械で行う工程を済ませたものは隣に積んである箱に入れて、一度別にして積んで置くという、一連の流れに必要な工程一つひとつが「プロセス」です。

各工程をそれぞれ単独のものとして扱って「プロセス」と呼ぶこともありますが、全部の工程をまとめて「プロセス」と呼ぶもあります。

何かを実行する時に、それぞれの工程について、なにをどのように扱うかというものを詳細に定めたものや、それらの連なりが「プロセス」と言えるでしょう。


「フロー」とは?

「フロー」とは何らかの物事における、全体的な流れです。

先に挙げた例と同じく大きな機械で何かを作る場合においては、機械を動作させ、必要となる素材を入れ、箱に入れて積み上げておくというのが「フロー」になります。

「フロー」は一連の大まかな流れ全体を指す言葉なので、機械の動作開始や素材の投入だけを取り出して「フロー」とは呼びませんし、「フロー」において各工程の詳細までは明記しません。

どのような工程があり、それらをどのような順番でこなしていくかという大まかな説明だけが「フロー」です。

それぞれの工程で具体的にどのような操作をすれば良いのかなどは「フロー」では説明されず、各工程を説明するための、より詳細なマニュアル等に説明を任せることになります。


「プロセス」と「フロー」の違い

「プロセス」「フロー」の違いを、分かりやすく解説します。

物事における各工程や手順、それらをまとめたものが「プロセス」で、物事における全体の流れが「フロー」です。

「プロセス」を定める場合は一つひとつの手順に関して、丁寧に詳細を定めていきます。

しかし「フロー」を定める場合は、完了までどのような手順に辿っていくかだけを大まかに説明し、各手順の詳細にまでは触れません。

また「プロセス」は完了まで複数ある工程の内一つだけを取り上げて「プロセス」と呼ぶこともあります。

しかし「フロー」は完了にいたるまでの全工程をまとめたものを指すので、その中の一工程だけを取り上げて「フロー」と呼ぶことはありません。

まとめ

「プロセス」は一つひとつの手順や工程に焦点を合わせ、すべての工程を余さずそれぞれの詳細をまとめたものを指すことも多いので、全体の流れを指す「フロー」と混同されます。

しかし「プロセス」が指しているものはあくまでも各手順であり、全ての手順を取り扱った結果流れになっているだけです。

最初から全体の大まかな流れを指していて、各手順の詳細については対象としない「フロー」とは、指しているものが違います。