「真摯」と「真剣」の違いとは?分かりやすく解釈

「真摯」と「真剣」の違い生活・教育

この記事では、「真摯」「真剣」の違いを分かりやすく説明していきます。

「真摯」とは?

真摯とは、しんしという読み方をすべき言葉です。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、嘘や偽りでない事や本物といった意味の真の漢字に、手厚いや真面目なといった意味がある摯の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。

だからこそ真摯は、真面目で熱心な事を表すのです。


「真摯」の使い方

真摯は、真面目でひたむきな様を表現する際に使われる言葉となっています。

要するに何らかの物事にひたむきに取り組んでいたりその様子を表す時に、この真摯が使用されているのです。

巫山戯た所がない真面目さを表す言葉であり、真摯に取り組むとか、真摯に受け取る、といった表現を比較的良く見掛ける事が出来ます。


「真剣」とは?

真剣とは、しんけんという読み方をする言葉です。

文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、本当や偽物ではないといった意味を持っている真の文字に、両刃の刀やつるぎといった意味を有する剣の文字を加える事で完成した言葉となっています。

以上の事から真剣は、真面目に物事に取り組む様を示すのです。

「真剣」の使い方

真剣は、いい加減ではなく本気で何かに取り組む様を表現する際に用いられる言葉となっています。

これは日常生活において使用されるケースであり、手を抜かずに真面目にきちんと取り組む様を示したい時に、この真剣という言葉が用いられているのです。

他にも木刀や竹刀といった物ではなく、本物の刀剣という意味にもこの言葉が使用されています。

というのもこの本物の刀剣を使った命がけの勝負という意味合いから、本気で物事に取り組む様子、という意味が加えられたと考えられているのです。

「真摯」と「真剣」の違い

真摯と真剣の文字表記を並べて見比べてみると、2文字目に摯と剣という漢字の違いを発見する事が出来ます。

所が最初の漢字は同じ真である上に、持つ意味合いも似ているため、混同する恐れがある組み合わせの言葉同士と言えるのです。

ただし2文字目の漢字の違いにより、表現する意味合いには違いを見付ける事も出来ます。

まず真摯は、真面目で熱心であるという様を表すのです。

一方の真剣は、いい加減ではなく本気の様を示します。

「真摯」の例文

・『彼はどんな仕事でも真摯に取り組んでいるからこそ、上層部からの評価が高い様です』

「真剣」の例文

・『彼女の真剣な眼差しを目にした瞬間、私は別れを切り出される事を覚悟しました』

まとめ

2つの言葉は、どちらも最初に真という同じ漢字が使われており、持つ意味も似通った所があるので混同してしまう危険性は十分にあるのです。

とはいえ2文字目は違う漢字が使用されているので、示す意味には相違点を見出す事も出来ます。

ちなみに真摯は、ひたむきで真面目な様子を表す際に使用される言葉です。

対する真剣は、本物の刀剣という意味と共に、本気で取り組む様子といった意味として用いられています。