「密かな」と「秘かな」の違いとは?分かりやすく解釈

「密かな」と「秘かな」の違い生活・教育

この記事では、「密かな」「秘かな」の違いを分かりやすく説明していきます。

「密かな」とは?

「密かな」「密か」とは、人に知られないで物事を行う様子のことを言います。

「密か」「な」を付けることで、次に言葉を繋げることができます。

「密かな」を使った例文をいくつかご紹介します。

『私には誰にも言っていない密かな楽しみがいくつかあります』、『以前から立てていた密かな計画を実行する時が来たようです』、『私は雑誌にあるクロスワードパズルを解くのが、最近の密かな楽しみとなっています』、『彼らは密かな関係があるようですが、他の人には知られていないようです』、『私も何か密かな楽しみを見つけたいものです』「密かな」と似た意味を持つ言葉としては、「そっと」「内密」、あるいは「ひっそり」などが挙げられます。


「秘かな」とは?

「秘かな」の意味合いは、「密か」と同じになります。

「秘かな」を用いた例文をいくつか挙げてみます。

『私は長年、あることに対して秘かな望みを抱いています』、『秘かな喜びを感じると、少し幸せな気分になれます』、『長い間隠れていた秘かな部分が表面化してきました』、『私は彼女にある秘かな想いを抱き続けています』、『秘かなある感情が心の底から湧き上がってくるのを感じました』「秘かな」と似ている言葉は、「秘密」「隠し事」、あるいは「シークレット」などがあります。


「密かな」と「秘かな」の違い

「密かな」「秘かな」の違いを、分かりやすく解説します。

「密か」「秘か」はどちらも人に知られないで物事を行う様子のことを意味しています。

そこに「な」が付くと、次に言葉が繋がっていきます。

「密かな」は通常使われている言葉ですが、「秘かな」の方はあまり使われていないと言うところが異なります。

まとめ

「密か」「密かな」よりも「密かに」の方が使われる頻度が多いかもしれません。

また、「ひそか」には「密か」「秘か」の他にも「私か」「窃か」があります。

どれも、人に知られないようにこっそりと物事を行うことを意味しています。

「ひそかな」には人に見えないように、聞こえないように何かをひっそりと行う意味があります。

しかし、場合によっては見えていても気にならない存在ということもあります。

意図的に存在を知られないようにしても、かえって目立ってしまうこともあります。

逆に、特に隠しているつもりはなくても、人に知られることなく物事が続いていたり、進んでいることもあります。

下手に隠そうとするよりも自然体でいた方が、目立たず、うまく「ひそかな」物事を行いやすいかもしれません。

「ひそかな」はさまざまな意味合いで使われる言葉です。

「ひそか」に行っているからこそ、自分にとって良いということもあります。

「密かな楽しみ」はその代表的なものと言えるでしょう。

自分なりの「密かな楽しみ」を見つけていくことで、毎日に良い刺激や変化をもたらすことができるかもしれません。