「イシュー」と「プロブレム」の違いとは?分かりやすく解釈

「イシュー」と「プロブレム」の違い生活・教育

この記事では、「イシュー」「プロブレム」の違いを分かりやすく説明していきます。

「イシュー」とは?

「イシュー」は英語の「issue」が日本語化した言葉で、意味は以下の通りです。

1つ目は「流れるものが外に出ること」という意味で、煙や涙、体液が流れ出たり、川の流れが河口から海に出て行くことです。

2つ目は「出版物を発行すること」という意味で、新聞や雑誌などの「〇号」「第〇版」などのことです。

3つ目は「問題点が表れること」という意味で、隠れていた問題に人々の関心が集まることです。

4つ目は「人やものごとなどが現れること」という意味で、目に見える形で登場することです。

5つ目は「結果として生じる」という意味で、ある事柄から生じるものごとのことです。

上記に共通するのは「表に出てくる」という意味です。


「イシュー」の使い方

「イシュー」は日本語の場合、名詞として「イシューが生じる・生じた」「イシューを明確にする」「クリティカルイシュー」などと使われます。

基本的に、出版物を発行することや、隠れていた事柄が表れることに使われる言葉です。


「プロブレム」とは?

「プロブレム」は英語の「problem」が日本語化した言葉で、意味は以下の通りです。

1つ目は「~についての困った問題」という意味で、現在解決すべき深刻な問題のことです。

2つ目は「身体や精神に関する不調」という意味で、ケガや病気、精神的な疾患などがあることです。

3つ目は「扱いにくい人や事態」という意味で、やっかいな性格の人やトラブルなどのことです。

4つ目は「課題」という意味で、今後取り組むべき事柄のことです。

上記に共通するのは「困っている問題」という意味です。

「プロブレム」の使い方

「プロブレム」は名詞として「プロブレムが起きる・起きた」「プロブレムをフィックスする」「ノープロブレム」などと使われます。

基本的に、解決するべき重要な問題や、厄介な人物や事柄に使われる言葉です。

「イシュー」と「プロブレム」の違い

「イシュー」「出版物を発行すること」「隠れていた事柄が表れること」という意味です。

「プロブレム」「解決するべき重要な問題」「厄介な人物や事柄」という意味です。

「イシュー」の例文

・『今回のイシューに特集記事が載っている』
・『カタログをイシューして商品を分かりやすくする』
・『前回会議でとりあげたイシューについて再度話し合う』
・『データ入力に関するイシューを洗い出す』

「プロブレム」の例文

・『厄介なプロブレムが続いて残業が増える』
・『彼は職場でもプロブレムな存在だ』
・『顧客に対してプロブレムの内容をきちんと説明すべきだ』
・『想定外のプロブレムにより倉庫からの発送が大幅に遅れる』

まとめ

今回は「イシュー」「プロブレム」について紹介しました。

「イシュー」「表に出た事柄」「プロブレム」「困った問題」と覚えておきましょう。