この記事では、「アクシデント」と「トラブル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「アクシデント」とは?
「アクシデント」は英語の「accident」が日本語化した言葉で、意味は以下の通りです。
1つ目は「偶然の出来事」という意味で、故意にそうしようと思ったわけではなく、全くの偶然で起きる事柄のことです。
2つ目は「運やめぐり合わせによる出来事」という意味で、自分の持っている運気により引き寄せられる出来事のことです。
3つ目は「危険を伴う事故や災難」という意味で、特に負傷したり物損を伴う交通事故のことです。
4つ目は「ペットや子供がおねしょすること」という意味で、トイレの訓練ができていないことによる突発的なおもらしのことです。
上記に共通するのは「予期できない出来事」という意味です。
「アクシデント」の使い方
「アクシデント」は名詞として「アクシデントが起きる・起きた」「アクシデントに見舞われる」「アクシデントにより」などと使われます。
基本的に、全く予測できず突然起きる出来事に使われる言葉です。
「トラブル」とは?
「トラブル」は英語の「trouble」が日本語化した言葉で、意味は以下の通りです。
1つ目は「不運にも起きる面倒な事態」という意味で、苦労を伴う困った状態のことです。
2つ目は「人と人とのもめごと」という意味で、人間どうしの争いや、民族的に起きる紛争や混乱などのことです。
3つ目は「悩みの種や心配事」という意味で、対応に困る様な面倒な人ややっかいごとのことです。
4つ目は「手間や骨折り」という意味で、時間と労力がかかる面倒な事柄のことです。
5つ目は「身体や機械などの不調」という意味で、人や機械などの具合が悪い状態のことです。
上記に共通するのは「対応に苦労すること」という意味です。
「トラブル」の使い方
「トラブル」は名詞として「トラブルが起きる・起きた」「トラブルに発展する」「トラブルメーカー」などと使われます。
基本的に、不運により起きる面倒な事態や、人と人とのもめごとに使われる言葉です。
「アクシデント」と「トラブル」の違い
「アクシデント」は「全く予測できず突然起きる出来事」という意味です。
「トラブル」は「不運により起きる面倒な事態」「人と人とのもめごと」という意味です。
「アクシデント」の例文
・『子供が車のアクシデントに遭った』
・『リレーの途中で猫が走路に飛び出すアクシデントに見舞われた』
・『通勤途中でスマホを線路に落とすアクシデントがあった』
・『停電のアクシデントによりイベントが一時中断する』
「トラブル」の例文
・『パソコンの電源が入らないトラブルが起きる』
・『友人とお金の貸し借りでトラブルになる』
・『機械のトラブルにより一日手作業になる』
・『彼女は職場のトラブルメーカーだ』
まとめ
今回は「アクシデント」と「トラブル」について紹介しました。
「アクシデント」は「突然起きる出来事」、「トラブル」は「不運で面倒な事態」と覚えておきましょう。
