この記事では、「昼光色」と「昼白色」の違いを分かりやすく説明していきます。
「昼光色」とは?
昼光色は、ちゅうこうしょくという読み方をすべき言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事となりますが、太陽が放つ昼の光といった意味の昼光の漢字に、しきさいといった意味がある色の漢字を付け足す事で完成した言葉となっています。
だからこそ昼光色は、昼光に似せる事により生み出された人工の光の色を表すのです。
「昼光色」の言葉の使い方
昼光色は、白っぽく青みがかった明るい光の色に対して使われる言葉となっています。
基本的に昼光色という言葉は、室内に明かりを灯す電球等に対して使用される言葉です。
そんな中で昼白色は、名前通り太陽が昼間に放つ光を真似て生み出された色合いであり、物が細部までくっきり見える明るい色合いの光であるのが特徴となっています。
そのためオフィスや書斎、勉強部屋といった場所に設置する蛍光灯や電球の色として、使われる事が多くなっています。
「昼白色」とは?
昼白色は、ちゅうはくしょくという読み方をする言葉です。
文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、日の出から日の入りまでといった意味を持っている昼の文字に、しろいいろという意味を所有する白色の文字を加える事で完成した言葉となっています。
以上の事から昼白色は、太陽の光に1番近い光の色を示すのです。
「昼白色」の言葉の使い方
昼白色は、太陽に最も近い自然な色合いの光の色を表現する言葉として用いられています。
通常は蛍光灯や電球が放つ光の色合いの1種として、この言葉が使用されているのです。
蛍光灯等が放つ光の色合いとしては、1番太陽光に近いとされており、自然な明るさを放ってくれると言われています。
そのため蛍光灯や電球を設置する際には、昼白色の物であれば多くの部屋にマッチさせる事が可能です。
「昼光色」と「昼白色」の違い
昼光色と昼白色の文字表記を見比べてみれば、2文字目の漢字が光と白という違いがある事に気付く事が出来ます。
所がそれ以外の2つは昼と色という同一の漢字が使用されており、どちらも電球や蛍光灯の光の色に使われる言葉です。
ただし2文字目の漢字が違う事により、表す意味合いには違いを見付ける事が出来ます。
まず昼光色は、文字通り太陽の昼光に似た光の色であり、青みがかった白色で非常に明るい色を放つのです。
一方の昼白色は、最も太陽の光に近い自然な色を放つ、光の色合いを示します。
まとめ
2つの言葉は、1文字目と3文字目に昼と色という同じ漢字が使われており、どちらも光の色を示す言葉として使われているのです。
とはいえ2文字目の漢字に違いがあるので、表現する意味には相違点を見出す事が出来ます。
ちなみに昼光色は、太陽の昼光に似せた青みがかった白い光で、かなり明るい色合いを放つのが特徴です。
対する昼白色は、本物の太陽の光に最も近い色合いであり、明る過ぎない自然な明るさで、蛍光灯や電球が放つ光の色としては非常に使い勝手が良いとされています。