「歩数計」と「万歩計」の違いとは?分かりやすく解釈

「歩数計」と「万歩計」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「歩数計」「万歩計」の違いを分かりやすく説明していきます。

「歩数計」とは?

歩数を自動的にカウントする装置のことです。

腰のあたりや腕に取り付けて使用をします。

この装置は歩くときの振動によって歩数をカウントしています。

振動が関係しているので、手に持って振ってもカウントされます。

また、取り付け方が悪いとうまく振動せず、正しく歩数をカウントできません。

本体は地面に対して垂直に取り付けます。

フタがついているものは、フタが閉じた状態にします。

正しく取り付けていても、すり足のような上下運動が少ない歩き方をしたり、サンダルや下駄などを履いて歩行をしたときには、うまくカウントされない場合があります。

歩数をカウントするだけでなく、その他の機能を備えたものもあります。

たとえば、カロリーを表示するものです。

どれくらいカロリーを表示したかわかると、ダイエット中の人はモチベーションが高まることでしょう。

移動距離を計算するものもあります。

何kmほど歩いたかを日本地図と照らし合わせると、地図上では今どのあたりを歩いているのか想像することができます。

歩数や消費したカロリーなどを記録できるものもあります。

普段どれくらい歩いているのかを振り返ることができます。

スマホと連動するものもあり、スマホを使って記録を管理できます。

アプリと連動できるものもあり、健康管理に役立ちます。


「歩数計」の言葉の使い方

歩数を計測する装置を指して使用する言葉です。

形、大きさ、取り付ける部位などはさまざまですが、すべてこの名で呼ばれています。


「万歩計」とは?

歩数をカウントする装置のことです。

商標名です。

1984年に山佐時計計器株式会社が商標登録をしています。

この製品は歩くときの振動によって歩数をカウントしています。

振動が関係しているため、手に持って振ってもカウントされます。

いくつかの製品がラインナップされており、歩数を計測するだけの簡単なもの、消費カロリー・体脂肪燃焼量・歩行距離などを計算するものなどがあります。

歩数だけを計測するものは操作も形もシンプルです。

装置の重量は軽くてコンパクトです。

ポケットに入れたり、ストラップで首から下げたりして使用できます。

ボタンは一つだけで、クリアボタンを押すと歩数がゼロになります。

ダイエットをしたい方に向けた製品もあります。

この製品は、消費カロリー・体脂肪燃焼量・歩行距離・歩行時間なども表示します。

30日・30週分の記録を残しておくことができます。

「万歩計」の言葉の使い方

山佐時計計器株式会社が商標登録をしている製品の名前です。

「歩数計」と「万歩計」の違い

どちらも機能は同じようなもので、歩数をカウントするものです。

一般名称として「歩数計」が使用されており、「万歩計」は商標名です。

まとめ

どちらものも歩数をカウントする装置ですが、一方は商標名です。