この記事では、「ペンネ」と「リガトーニ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ペンネ」とは?
パスタの一種です。
筒状で先がペン先のような形になっています。
形がこの名前の由来です。
原料はデュラムセモリナ粉です。
パンやてんぷらなどに使用する小麦とは異なる種の小麦を、粗びきしたものがデュラムセモリナ粉になります。
良質のタンパク質を含み、弾力があり形成しやすく、形が崩れにくい特徴があります。
パスタはゆでて食べる食品です。
形が崩れやすいものでは、ゆでている間にぐちゃぐちゃになってしまいます。
デュラムセモリナ粉は、ゆでるのに適した粉といえるでしょう。
作り方を簡単に説明します。
材料を計量し、粉と水を混ぜ合わせます。
これを成型して乾燥させます。
そして、製品として出荷されるものは、計量をして袋詰めされ、出荷されます。
ゆで方を説明します。
鍋にたっぷりの水を入れて沸騰させ、沸騰をしたら塩を加えます。
ここに一気に「ペンネ」を加えて、製品に記載されている通りの時間ゆでます。
ゆで時間に幅がある場合は、短い方の時間にします。
時間が経ったら、やけどに気をつけながら1つ取り出し、真ん中をちぎって硬さをみます。
ちょうどよければザルにあげて水けをきります。
湯と「ペンネ」の量をきっちりと量り、タイマーをセットしてきっちりとゆで時間を守ることが、おいしくゆであげるコツです。
ゆでたものは、ソースを絡めて食べます。
トマトソースやチーズとの相性がよいです。
「ペンネ」の言葉の使い方
筒状で先がペン先のようになっているパスタを指して使用する言葉です。
「リガトーニ」とは?
パスタの一種です。
短い筒状の周りに溝がついており、太さがあります。
原料はデュラムセモリナ粉です。
これに水を加えて練り、成型してから乾燥をさせます。
製品として販売されるものは、計量をして袋詰めをして出荷されます。
良質なタンパク質を含む小麦を使用しており、しっかりした弾力があります。
筒状で周囲に溝があるので、ソースを絡めやすくなっています。
クリームソースやトマトソースとの相性がよいです。
炒めたタマネギにトマト缶を加えて、そこにゆでた「リガトーニ」を加えるだけでトマトソース和えが完成します。
チーズをのせて食べてもおいしいです。
その他にサラダに加えて、オリーブオイルをかけても楽しめます。
「リガトーニ」の言葉の使い方
短い筒状で周囲に溝のあるパスタを指して使用する言葉です。
「ペンネ」と「リガトーニ」の違い
筒状である点が似ていますが、別のものとして扱っています。
前者は先端がペン先のような形になっています。
周囲に溝のあるものと、ないものとがあります。
後者は先がペン先のようになっていません。
そして、周囲に溝があります。
どちらもトマトソースとの相性がよいです。
まとめ
筒状なところが似ていますが、先端の形や溝の有無などに違いがあります。