この記事では、「ベイクドチーズケーキ」と「ニューヨークチーズケーキ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ベイクドチーズケーキ」とは?
 クリームチーズやカッテージチーズなどの熟成していないチーズに、卵、砂糖、小麦粉などを混ぜ合わせてオーブンで焼いた菓子のことです。
 この菓子の特徴は、クリームチーズなどのチーズ類を使用していることと、焼いていることです。
 卵を混ぜ合わせて焼いているので、加熱によって卵が固まり、それによってケーキも固まります。
 卵は卵白のみを泡立てることはありません。
 作り方を簡単に説明します。
 クリームチーズは常温に戻しておきます。
 チーズと砂糖を混ぜ合わせ、溶きほぐした卵を2~3回に分けて加えます。
 ここに生クリームとレモン果汁を加えて混ぜ合わせ、ふるった薄力粉を加えてさらに混ぜ合わせます。
 薄力粉の使用量は大さじ1杯程度で、一般的なスポンジケーキなどよりもずっと少ない量です。
 生地を型に入れてオーブンで焼き、焼きあがったら冷蔵庫で冷やします。
 型の下にグラハムクッキーなどを敷くこともあります。
 クッキーを敷いておくと、さくさくとした食感も楽しめます。
 生地にチョコレートや抹茶などを加えて作ることもできます。
 このケーキは焼いているので表面には焼き色がつきます。
「ベイクドチーズケーキ」の言葉の使い方
 クリームチーズなどと、砂糖、小麦粉、卵などを混ぜ合わせた生地をオーブンで焼いた菓子を指して使用する言葉です。
 チーズを使っている、焼いているといった場合をいいます。
「ニューヨークチーズケーキ」とは?
 クリームチーズやサワークリームなどに、砂糖、小麦粉、卵などを加えて混ぜ合わせた生地を、オーブンで蒸し焼き状態にした食べもののことです。
 この菓子は、蒸し焼きにすることが特徴です。
 作り方を簡単に説明します。
 型の底に砕いたグラハムクッキーを敷き、冷蔵庫で冷やしておきます。
 クリームチーズ、サワークリーム、砂糖を混ぜ合わせます。
 よく混ざったら溶き卵、レモン汁、生クリームを加えて混ぜ、さらにコーンスターチを加えて混ぜ合わせます。
 型に生地を流し入れて、バッドの上に置き、バッドに湯をはってオーブンで焼きます。
 粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やします。
「ニューヨークチーズケーキ」の言葉の使い方
 クリームチーズなどのチーズと、砂糖、小麦粉、卵などを混ぜ合わせたものを、オーブンで蒸し焼きにした菓子を指して使用する言葉です。
 蒸し焼きにするという特徴があるものをいいます。
「ベイクドチーズケーキ」と「ニューヨークチーズケーキ」の違い
 どちらもオーブンで焼いているチーズケーキで、「ニューヨークチーズケーキ」は「ベイクドチーズケーキ」の一種といえます。
 特に蒸し焼きにするものは「ニューヨークチーズケーキ」といいます。
まとめ
 同じような材料を使い、オーブンで焼く点が似ていますが、特に蒸し焼きにするものを「ニューヨークチーズケーキ」と呼んでいます。



