「インテリア」と「エクステリア」の違いとは?分かりやすく解釈

「インテリア」と「エクステリア」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「インテリア」「エクステリア」の違いを、分かりやすく説明していきます。

「インテリア」とは?

部屋を使う人の好みや使いやすさを考えた内装にするのが「インテリア」と言い、理想的な空間にする、希望に沿うようコーディネートするわけです。

主に普段使う寝室やリビングなど人が寛ぎ、過ごす場所の内装や家具の置き方を呼ぶ言葉であり、自分なりに落ち着く部屋にしたり、お洒落な今風のリビングにする、アンティーク家具を置いて上品な寝室にするなど好きなように「インテリア」を考えるのが目的です。

最近の「インテリア」は、間接照明を取り入れて部屋を素敵に演出するだけでなく、カフェやバーのように大人な雰囲気にしてみたり、観葉植物を置いて南国風なソファ、テーブルを揃える人もいます。

日本人の心を表す和をふんだんに取り入れた和室を作り、お客様をもてなすときや、正月など特別な行事があるときに集うために使うわけです。

内装や家具の配置に精通し、知識あるコーディネーターは人が理想とする住空間を考えるのがうまく、住む人の健康や日々の生活様式などを考えた上でどのような「インテリア」にすればよりいい生活ができるか提案したり、助言します。

「インテリア」は住む人の生活を豊かにし、ストレスを溜めない憩いの場所として日々の生活を豊かにするものであることが大切なのです。


「エクステリア」とは?

一般的に、住居の外観を意味する「エクステリア」は、建物のまわりにある塀や門、庭などを指す言葉として使われています。

家だけを素敵にするのではなく、外回りも建物に合うように変えることがこの「エクステリア」の目的であり、配置や形、色を考えてよりお洒落にしてみたり、品がいいものにする、建物をより映えるようなデザインの門にするなど素敵な外観にする方法には様々なものがあります。

庭に出やすいようウッドデッキを設置するときは建物の壁の色に合うものか、反対に色違いのものを選び、そこだけをシックに決める方法を取り入れるのもいいものです。

南国風にするのであれば、植える木や花まで温かい気候で育つ種類を選ぶ、壁の白い家なら塀は黒か茶にして色にめりはりをつけてみるなど建物を今風にしたり、個性的にするのはまさしく「エクステリア」の面白さになります。


「インテリア」と「エクステリア」の違い

「インテリア」「エクステリア」の違いを、分かりやすく解説します。

自分の理想とする家の内装にすることを「インテリア」と呼び、住みやすく家具の配置を考えたり、壁の色や床を家具に合わせてみたり、部屋の照明の配置を変えて、より明るくなる場所に取り付ける人もいます。

かわいい「インテリア」にしたいなら壁の色をピンクにして、カーテンやベッドのカバーも同系色で揃えたり、女性らしい形の家具を置くのも一つの方法です。

自分がこのような部屋に住みたいと思う理想的な内装にするのが「インテリア」であり、毎日の生活をより快適にするため使いやすくする、今までの雰囲気をガラリと変えて、新しい気分で生活ができるようにします。

対して、「エクステリア」は建物の外観を素敵に変えるのが目的であり、壁の色と塀の色をうまくコーデしたり、地面に煉瓦を埋め込んでヨーロッパの街並み風にする、車庫を家と同系色にしてみるなど建物の周りに焦点を当てて、今よりも素敵な外回りにするのが目的です。

住宅が欧米化しているところから外回りも洋風にしようと考える人が増えており、建物を取り巻く部分を海外のようなものにしようと草木や鉢植え、椅子、ウッドデッキまでヨーロッパの庭のように変えます。

まとめ

人が住む場所を素敵な空間にしようと考えて現実的にしたものを「インテリア」と言い、毎日の生活に潤いと楽しさ、快適さをもたらすよう工夫します。

「エクステリア」は主に建物の周囲に目を向けて、そこを建物と同化させたり、引き立てるように変えることを指す言葉と覚えておくといいでしょう。