この記事では、「吹奏楽部」と「ブラスバンド部」と「軽音楽部」の違いを分かりやすく説明していきます。
3つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。
「吹奏楽部」とは?
「吹奏楽部」は「すいそうがくぶ」と読みます。
「吹奏楽部」は、「木管や金管楽器を主体として、打楽器を加えた編成で演奏される音楽を、演奏することを目的とした部活動」という意味があります。
金管楽器には、トランペットやホルンがあり、木管楽器には、フルートやクラリネット、オーボエなどがあります。
打楽器には、木琴やティンパニー、シンバルなどがあります。
生徒は、トランペットやフルート、木琴など、演奏する楽器を決めて練習をし、音楽コンクールなどを目指すことになります。
「吹奏楽部」の言葉の使い方
吹奏楽部に入って、トランペットを演奏することになった場合は、「吹奏楽部で、トランペットを担当することになった」などという文章にできます。
「ブラスバンド部」とは?
「ブラスバンド部」の「ブラスバンド」は「brass band」と英語表記します。
「ブラスバンド部」は、「金管楽器を主体に、打楽器などを加えて編成される楽団のように、演奏することを目的とした部活動」という意味があります。
「吹奏楽部」と違う点として、フルートなどの木管楽器を除くことという点があります。
主に金管楽器と打楽器で編成されたのが、ブラスバンド部になります。
「ブラスバンド部」の言葉の使い方
野球部の応援をするため、ブラスバンド部が甲子園に行くことがあります。
この場合は、甲子園で、母校野球部を応援するために、ブラスバンド部が演奏をする」などという文章を作ることができます。
「軽音楽部」とは?
「軽音楽部」は「けいおんがくぶ」と読みます。
「軽音楽部」は、「軽音楽を演奏することを目的にする部活動」という意味があります。
「軽音楽」とは、クラシック音楽に対する言葉で、ジャズやロック、ポップスなどを指す言葉になります。
バンドのような音楽を演奏するのも「軽音楽部」になります。
「軽音楽部」の言葉の使い方
高校に入ったら、バンドを組んで演奏したいと考えている人がいる場合は、「軽音楽部に入部したい」などという文章にできます。
「吹奏楽部」と「ブラスバンド部」と「軽音楽部」の違い
「吹奏楽部」と「ブラスバンド部」と「軽音楽部」には、音楽を演奏することを目的とした部活動という共通点があります。
「吹奏楽部」と「ブラスバンド部」はとても似ていますが、「吹奏楽部」にはある木管楽器のパートが含まれていないという点があります。
一方で、「軽音楽部」は、クラシック音楽以外の音楽を演奏することを目的としているという大きな違いがあります。
まとめ
「吹奏楽部」と「ブラスバンド部」と「軽音楽部」の違いについて見てきました。
3つの言葉には明確な意味の違いがありました。
3つの言葉の意味の違いを知ることで、部活動を選ぶとき、混同せずに済むのではないでしょうか。