この記事では、「司会者」と「パーソナリティ」と「MC」の違いを分かりやすく説明していきます。
似た雰囲気を持つ3つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。
「司会者」とは?
「司会者」は「しかいしゃ」と読みます。
「司会者」は、「会の進行をつかさどる役割をする人」という意味があります。
イベントや式などで、司会進行をする人のことを「司会者」と呼ぶことができます。
「司会者」の言葉の使い方
友達の結婚式の二次会に呼ばれ、さらに二次会の司会進行を頼まれることがあるかもしれません。
このような場合は、「友達の結婚式の二次会の、司会者役を頼まれた」などという文章にできます。
「パーソナリティ」とは?
「パーソナリティ」は「personality」と英語表記します。
「パーソナリティ」は、「番組やイベントなどの司会進行をする人」という意味があります。
また「パーソナリティ」には、「テレビ番組やラジオ番組の司会者」という意味があります。
「パーソナリティ」の言葉の使い方
ラジオ番組を聞くとき、誰か司会をするのかで、番組を聞くかどうかを決めるかもしれません。
このような場合は、「ラジオのパーソナリティによって、聞くかどうかを決めている」などという文章を作ることができます。
「MC」とは?
「MC」は「エムシー」と読み、「master of ceremony(マスターオブセレモニー)」の略語となります。
「MC」は、「司会者。
進行係」という意味があります。
また「MC」には、「ロックコンサートなどで、曲と曲の間で、演奏者がおしゃべりすること」という意味があります。
「MC」の言葉の使い方
華々しいイベントで、タキシードを着て司会者役を務めるという、輝かしい役割を担った人は、うれしく思うかもしれません。
このような場合は、「大きなイベントでMCを任されるなんて、とても嬉しい」などという文章にできます。
「司会者」と「パーソナリティ」と「MC」の違い
「司会者」と「パーソナリティ」と「MC」は、司会進行役のことを意味する言葉になります。
「司会者」が、イベントやテレビ番組、仲間内の小さな会など、あらゆる場面での司会進行役を意味する言葉なのに対して、「パーソナリティ」は、主にラジオ番組の司会進行を指す言葉で、「MC」は、大きなイベントや、テレビ番組などの司会進行役のことを意味する言葉という違いがあります。
誰かが司会進行をするときに、それがラジオ番組なら「パーソナリティ」という言葉を使い、テレビなどの華やかなイベントの場合は「MC」という言葉を使います。
また「パーソナリティ」や「MC」などを含めた、すべての司会進行をする人に対する言葉を選びたい場合は、「司会者」という言葉を使ってみましょう。
まとめ
「司会者」と「パーソナリティ」と「MC」の違いについて見てきました。
3つの言葉には、明確な意味の違いがありました。
3つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるようになりそうです。